おはよう

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「おーーーい起きろ〜」




少し高い声で私を呼んでいる気がして目を開けた。
体がいつもより軽くて 眠っていたんだと気づく





JS「おはよう」

「おはよう」

JS「もうすぐ出る時間だけど？」




ニコニコと時計を指して言うシュアは今日も綺麗な顔立ちをしている





「ありがとう、すぐ準備するね」

JS「この薬どうしたの？」





タンスから着替えを出しているとそんな質問が飛んできた。




「マネージャーから貰っ JS「クプスから貰った」

…はい。」






嘘禁止〜って笑う。







JS「俺さ、2人がどういう関係だか知ってるんだ。」

「え？」

JS「見てれば大体分かるよ」






皆馬鹿なだけでと付け加えた彼は調子を変えずに話す





JS「その時はいいかもしれない。
嬉しいし 幸せかもね。でもその後が辛いなら、やめた方がいいんじゃないかな。

余計に虚しくなって 負担になるだけだよ
2人にとって何も残らない」




「分かってるよ」


JS「分かってるなら 中途半端はやめて」






何も言い返せない
シュアの言ってる事は全部 正しい






「もうスンチョルが私に触れる事はないよ」

JS「昨日で最後にした。そういうこと？」

「当たり！！！」






無理に作る笑顔も、もう限界だった
しきりに溢れ出す涙


最後だなんて信じたくないよ。
近くに居るのに とても遠くて






JS「僕は覚えてるよ」

「え？」

JS「Aの性格も笑顔も。
本当のA、全部覚えてる」






時が止まってる気がした






JS「ねぇ、もう泣いてもいいと思う

自分で自分を殺さないで。
Aの本当を愛してくれる人も沢山いるんだから」




ね？




私じゃなく、ドアの向こうに話しかける





((ガチャ))






JH「俺もそう思う。
もちろんクプスもそれを願ってるよ。」






もう、泣いてもいいのかな。
私を愛してくれる？






JS「信じて。」

JH「お前の隣には クプスだけじゃない
俺らも、弟達もいるから。」






向き合ってみよう。 自分と。
カラットと。 メンバーと。






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