▼ ページ4
,
HS「ここじゃまずいので どこかでお話しませんか？」
スニョンさんは周りをキョロキョロ見回しながら
私の手を引いて近くのカフェに入った
HS「すいません、個室ありますか？」
なんで個室なんだろうか
そのまま階段を上がっていくと、でかでかとアイドルのポスターが貼ってあった
うわ、人数多いな
その中でも目を引いたのが 金髪で 切れ長の目
顔が小さくて スタイルがいい
ふーん、こんなアイドルがいるんだ
そう思いながら椅子に腰掛ける
向かい合うようにして座ったスニョンさんがマスクを外した
「あ...」
HS「ははっ、恥ずかしいね」
まさか自分のポスターが貼ってあるなんて と笑ったスニョンさんは さっき私が見たアイドルの中で目を引いた金髪の彼にそっくりだった
HS「俺、SEVENTEENっていうアイドルなの
ホシっていいます」
「ごめんなさい、私そういうの疎くて。
全然分かんなかった。アイドルだったんですね」
確かに こう見ればとっても華やかだし
なんでこのオーラに気づかなかったんだろうと
自分に疑問を抱いてしまった
SEVENTEEN 世界的に今大注目のアイドルだそう
「メンバー 13人もいて大変だね」
HS「そうなんだよ、世話のやける弟達がさ」
なんとなくだけど、話を聞いてると
面白くて 吹き出してしまう
スニョンさんの メンバーを小馬鹿にしながら真似をする姿や 話し方がとっても可愛らしいな なんて
HS「あ、笑った」
「な、なんですか？」
ニコニコとしたスニョンさんは 私の口元に人差し指を当てた
HS「笑ってた方が可愛いよっ！」
うわ、少女漫画みたい。
自分が言った台詞に少し照れながら キラッと白い歯を光らせた彼
そんな 彼に 人生で初めての感情を抱いた
胸が ドキッと飛び跳ねた
,
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 489人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「SEVENTEEN」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むむ - 背景どうやって変えてるのですか？お話も背景も素敵です！ (2020年10月18日 1時) (
レス) id: 4f6373e62a (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - あむさん» わわわ、天才だなんて嬉しいです（ ; ; ）続編も楽しんで貰えるよう頑張りますね(^^) (2020年4月23日 23時) (レス) id: 3e35ecee6b (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - とだけ咄嗟に送ってしまうほど素晴らしいお話でした（ ; ; ）続編も楽しみにしてます(Ｔ＿Ｔ) (2020年4月22日 2時) (レス) id: 3eaa161aad (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 天才ですか？ (2020年4月22日 2時) (レス) id: 3eaa161aad (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - 華さん» ありがとうございます(^^)不意に思いついてしまったafterstoryです(笑)多分めちゃくちゃになると思うので覚悟しておいてください(( (2020年4月17日 19時) (レス) id: 3e35ecee6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さささ。
| 作成日時：2019年9月25日 3時
