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「いや！やめてってば！」
私の声は虚しく 夜の繁華街へ消え入った。
複数の手が 私に触れて、気持ち悪い。
どうしてこうなった。そればかりを考え いつの間にか 私の前から男達は消えていた。
はだけた制服。つい先程 買ったばかりの煙草はグシャリと潰され 強くなってきた雨に打たれていた。
捨てられた ゴムに目を向け立ち上がる。
「はは、おじさん達 意外にマナーあるね。」
何個ものゴムを踏みつけ あてもなく街を歩いていく
良い子は帰らなくちゃいけない時間だよ、なんて ちびっ子に笑って見せるけど だいぶ気味が悪かったのか 逃げられてしまった。
「A？」
「っ……」
今 一番会いたくて 一番会いたくなかった彼の声が 背後から聞こえる。
「スンチョル、、」
「おいで、家へ帰ろう」
彼は持っていた傘を離し 両手を広げた。
あぁ、なんでかな 汚したくないのにな
「大丈夫、俺がいるよ」
いつか居なくなってしまう 貴方に 今日だけは 甘えてもいいだろうか。
その低く 甘い声に 甘い香りに包まれて目をつむった。
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ひょに(プロフ) - さささ様…！待っておりました(涙)大好きです応援しております、今回も最高ですねぇ… (2020年12月24日 9時) (
レス) id: 05506812b3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ。 - ク、クパンだとぉ！？！？もうこれは私のための作品です（違う）もう、ほんっとうに最高です！！全部の作品が神作だなんて本当に凄すぎます…これからも応援してますね\(//∇//)\ (2020年10月24日 15時) (レス) id: a653328411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さささ。
| 作成日時：2020年10月6日 23時
