My luv. 【SVTgirl】

プロジェクト始動 ページ13

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朝。カメラを回しているメンバーとご飯に必死に食らいつくメンバー。
私は残念ながら どちらでもない。




SG「こちらが僕らのヌナです」
「おはようございます。Aです。むくみ取り中です。」




昨日 ホシの言葉があってから どういう訳か開き直れてしまって 出来るだけ 親近感の湧くようなアイドルになろうと頑張る事にした。

ごく普通の女の子。顔は少し美人かもしれないけど(自分で言うな) それでも皆とやっている事は変わらないよ。

私は そのためのマイナス1でもあるから。




DK「ヌナ〜、ご飯食べてください」
「朝は食べると気持ち悪くなるので食べません」



これ、本当ですからね？決して減量のためとかではないですからね？
そうカメラに言いますが 実は本当はそういう事でして、実はと言うと超絶お腹空いてます。




「くっ…アイドルって辛いな…」
HS「早速弱音ですか？」



洗面台で項垂れながら歯磨きをしていると 口をパンパンにしたハムスターがやってきた
お主、そんなにお口がパンパンの状態で よく平然と歯ブラシを持てるな。




「腹減った」
HS「食べる？まだ残ってるけど」
「馬鹿、減量中なの」

HS「え、倒れないでね？」
「体調管理はしっかりする」




そして歩いて事務所へ向かい 番組PDニムとご対面。
皆結構緊張しているな っていう印象で 時計回りに自己紹介をしていく。






DN「マンネのディノです。一生懸命頑張ります。」




隣のディノが終わり 私の番。
PDニムの私に向ける目が少し鋭くなった気がして息を呑む。

あぁ、これは何か質問を仕掛けてくるぞ。
かかってこいオラ！





「seventeenの女、Aです。精一杯頑張ります」

PD「随分と綺麗なルックスだね。
君は途中加入だと聞いたが 不便な所はあるかな？」

「いえ、皆私に良くしてくれます。」
PD「そうか。チームには入っていないの？」

「はい。無所属を担当させてもらいます」




そう。私は チームに入らない事になった。
これは私が希望した事。皆がチームに欲しいと言ってくれたのは嬉しかったけど 私はどの実力がズバ抜けているとかは無く 均等で その時のコンディションによって魅せられるものも変わってくるから、チームという型にハマりたくないという理由だ

贅沢をさせてもらっているけど それが最善だと思う。
ほら、マイナス1も そっちの方が説明しやすいかなってね




PD「外にバスが待っているので今から乗って頂きます。」









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