with me

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取引は終わった。
なんでか 仲良くなってるウォヌの部下と私の部下に少し驚いたけどそんなことはどうでも良くて さっきからウォヌの部下からの視線が痛い。





「すみません。ちょっとお話があるんですけど。」

『ちょ、ミンギュ？』




私が彼の袖を掴むと 黙ってろみたいな顔されたから黙るしか無かった。
こんな時でも 私の手を振りほどく力は優しくて、こんな子を好きになれたら私は危険な物に手を出さなくて済んだのかな、とか思う。





「あぁ、じゃあ少し出てくるから待ってて」

「はーい」





『えっと、スングァンくん？』

「はい。」




可愛い顔して 鋭い目が ドキリと心臓を動かす。




「清楚そうに見えて案外 淫.乱なんですね。」

『は？』





自分でも引くくらい ドスの効いた声が出てしまったと思う。咳払いをすると 鼻で笑われた。

部下まで ウォヌに似るわけ？
その透かした感じ、年下のくせにムカつく






「それでいて余裕もなさそうです」

『何が言いたいの？』

「2人と関係持って まさかこんな展開になるとは思ってもなかったでしょう？」

『憶測だけで話すのやめなよ』

「見れば分かりますよ、大体」





その笑顔が だいぶ憎くて 急所をヒールで蹴ってやろうかとも思ったけど やめておいた





「既婚者と恋愛か〜、いいですねゾクゾクします」

『……可愛い顔に似合わないねその言葉』

「ですよね。」





否定しないんだ、なんか 相当だな なんて考えてると私の胸元を指さした





「ボタン、外れてますよ」

『…あぁ』

「ふーん、ウォヌヒョンもなんだかんだ夢中じゃん」





初対面で なんだコイツ。 確かに中々クズな事をしている相手だけど一応取引先じゃない？

ああゆとり世代ってこういう事いうのか




「美人ですし 2人が夢中になる理由も分かるかもね」

『あんたさっきから何様っ、』




ガタッと机を蹴って立ち上がった時タイミング悪くドアが開いた。





「お待たせしました」

「スングァナ、帰るぞ」




ウォヌがいきなりスングァンの腕を掴んで荷物を持った。 なんか、いつものウォヌじゃないみたい。






「失礼します」






スングァンくんが 私の前に名刺を置いて出ていった
その名刺の裏を見ると

【暇になったら僕の相手もして下さいね】






『チッ…』



ムカつく。 随分安い女に見られたんだね私。





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推し総出でごめんなさい。
スングァンくんはもう出てこないのでご安心を^^


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