肩フィに恋は難しい

ハピネス ページ5

，




「え、今なんて？」

『だから！今月から、メンバーずつに専属のメイクでやって貰うって話！』

「で、私は、だ、誰を担当すると」

『Aちゃんは、ジュンくんとウォヌくん！分かった？！』




もう何回言えば理解するのってぷんすかなオンニを横目の私は興奮が抑えられません！
専属メイク！ジュンくんの！

今までは、いつ誰のメイクをできるか分からない状態でメイク現場に臨んでいたので仕事上としてはメンバーが決まってくれたほうが楽だ
私情としてはむんじゅにの顔面を毎日のように触れるなんて夢のようだ
なんて幸せな仕事をさせてもらっているんだ私は。





「んのぉぉぉぉぉ！」

友「うるさ」

「俄然私はやる気です」




メイクの同期の友達に変な目で見られながらもむんじゅにとチョンウォヌに似合うコスメは何かとパソコンをカタカタとならしてみる。




「もうなんでも似合うだろあんなイケメン達」

友「私はめっちゃ勉強しなきゃいけないは」

「誰だっけ」

友「ホシウジコンビだわ」

「あぁ、難しいはあの方々は」






なんでかって髪色の変動が激しいから一ヶ月かけて研究したメイクも数週間しか使えない可能性があるから。そしてまた新しい髪色にあったメイクを研究しなくてはならないから。





「こう考えるとメイクって難しいわ」

友「今気づいたのかよ」




それにしてもツアーが始まるまでの一ヶ月で衣装と合うメイクを何パターンも考えておくなんて…





「2人のイケメンの事考えながら仕事できるのちょうはぴねすじゃない？！」




上司にうるさいと叱られ、友達にはため息をつかれる私の頭はお花畑なのでしょうか。




，

緊張と嬉しさ→←専属メイクさん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す