湿気の時間8 ページ49
noside
雨の中、2人の男女が大声を出しながら必死に走る。
瀬尾「俺が先にいく!!」
果穂「何言ってんの!私が先でしょ!?」
そんな彼らを木の上から眺める3人の暗殺者。
磯貝「お来た来たドンピシャリ。」
前原「あいつらプライド高いからなー。
そこらの民家でトイレ借りる発想はねーんだよ。」
磯貝「じゃあそのプライドを…
サクッと殺りますか!」
刹那、木を切り落とす少年たち。
果穂「?!」
バサバサバサッ!という音とともに走る男女に降り注ぐ木には沢山の虫と水滴がついていた。
果穂「ぎゃっ!
ひっどい何コレズブ濡れ!!
ひゃああ毛虫ィ!?」
瀬尾「誰だこんな…って!
やっばこんな事よりトイレだ!!」
果穂「なっ!?」
岡野「ははw
状況を把握する余裕も無いだろうね。」
おばさん「ありがとねぇジャマな枝切ってくれて!
それにしても君達えらく身軽だね〜」
磯貝「いえいえ。
待ち伏せ…いや、木登りの特訓してるので!」
木を切り落とすという行為。
実は彼らは人の為になることをしていたのだった。
走り続ける男女。その先はコンビニ。
男女はコンビニに着くなりトイレの前で言い争っていた。
瀬尾「離せっ!俺が先だ!!」
果穂「レディファーストでしょ!!退きなさいよっ!!」
瀬尾「痛ってぇ!」
果穂「やった!やっと…!!!!!!!!!!!
って、え!?」
女が手にしたトイレはガチャガチャと取っ手を揺らす音ばかりで、
ドアは開かなかったのだ。
果穂「うっ、嘘!?なんで開かないのよ!?」
『あっすみません、う【自主規制】してるのでちょっと待ってください』
瀬尾「さっきの女ァァァァァー!!!!」
『あと5分…』
瀬尾・果穂「待てるかぁぁぁあ!!!」
その後トイレの中の女性は出てきて
『あーマジすっきりしたー』
と言ってコンビニを去った。
その後の男女はどうなったかは誰も知らない。
244人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「赤羽業」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星の桜(プロフ) - こんぶさん» うんよろしくうううううう!!!! (2020年3月24日 10時) (レス) id: 847ebd8ac8 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ(プロフ) - 星の桜さん» うぁぁぁあ来たぁぁぁ!!!!←(なんか失礼)私もイン率低いけどよろしくねねねねねねね!!! (2020年3月24日 0時) (レス) id: aea8f50982 (このIDを非表示/違反報告)
星の桜(プロフ) - こんぶさん» 了解したよおおおお今から行きますねえええええ (2020年3月23日 19時) (レス) id: 847ebd8ac8 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ(プロフ) - 星の桜さん» こんぶ@泡沫の空蝉って名前だよよよよよよよ!!!!イン率低めだけどどどどど (2020年3月23日 9時) (レス) id: aea8f50982 (このIDを非表示/違反報告)
星の桜(プロフ) - こんぶさん» やったあああああ!!!こんぶちゃんのおおお垢名教えてえええええええ私がフォローするからあああ (2020年3月20日 17時) (レス) id: 847ebd8ac8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ