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1話 ページ2
夢主side
「えー、今日もー?どうしよっかなー」
隣に女の子を連れながらニコニコ笑う真冬。
いつもこうだ。
真冬はいつもいつも他の女の子を取っかえ引っ変えして、彼女である私なんてちっとも見ていない。
まぁ、真冬の彼女の数なんて何人いるかわかんないんだけどね。
『真冬ー、一緒に帰ろうよ』
今日は珍しく誘ってみたけど
「ごめん!今日は先約がー...」
と後ろにいる女の子をちらっと見る。
『そっか、分かった。楽しんでね、』
そう言って踵を返す。
どうして胸が苦しいのだろう。
女遊びの激しい真冬が、最初から私を好きじゃないことくらい、
知ってたはずなのに。
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作者名:流雨 | 作成日時:2018年11月14日 0時