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(人2)「っ!最終選別へ行く許可を出していたの
  なら、貴方は死んでいたかもしれない!
  水柱様は貴方にはまだ早いと思ったから
  行かせなかったんじゃないの?!」

敵3「違う!!だったら何故見放した?!」

(人2)「私は水柱様じゃないから分からない!

  でも、ただ一つ…確かなことはある。」

敵「…。」

(人2)「水柱様は貴方に鬼喰いなんかして
  もらいたくなかったと思う!
  最終選別へ行くことを許可しなかったのは、
  貴方に死んで欲しくなかったから!
  それはつまり、貴方のことを大切に思って
  いたということ。

  貴方だって、大切な人には鬼喰いなんか
  してもらいたくないでしょ?」

敵3「!!………。」

(人2)「鬼殺隊は生身の体で鬼に立ち向かう。
  人であるから傷の治りも遅く、
  失った手足が元に戻ることもない。
  それでも人を守るために鬼に立ち向かう。

  それが、私たち鬼殺隊…。」

敵3「……何が言いたい?」

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作者名:エルマロ | 作成日時:2020年9月26日 5時

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