【青葉城西】一年前まで悪女だったはずの青葉城西生徒は無気力大食い女子だった。 (ページ4)

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「起きろ！髙瀬華！初日から課題二倍dayか？」

『…むぁふぁっ!?……あ、先生ですか…はい。』

安眠妨害許すマジ。ぶっころだわ。
てか寝てから3時間も経ってんじゃん。あと10分だわ。

「今分けたので全部だ。確認しろー。」

ん？机の上に大量の冊子が(
あー、教科書ですか。確認とかめんどくそ。
めんどくそ←壮大に誤字ったけどなんかいいね。

まぁいい。キーボードの調子がわるいだけだ。

『せんせー。数が…いえ、何でもありません。ありました。』

危ない。言っていたら杏香が来る所だった。

「髙瀬華さんの数学の教科書が無いです！」

『ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……』

何で言うんだよクラス委員さんよ…
私の机に分厚いのきたじゃねぇかよ…泣くわ。

ぎんこんかんこん

「終わったな。きりーつ。れい。」

『…………』

「あざした」

雑でも何でもないよ。気にしないで٩( 'ω' )و

さぁ、皆楽しみのスイパラだよ！
ん？誰と行くかって？

1人だよ♥←

おっええ。気持ち悪いなぁ。
昔はこんなのやってたのか！？うぇぇ

『…じゃあなセンター野郎。』

そそくさと支度して教室を出ると真っ先に見える第二体育館。

確かここで及川さんだったっけ。覚えてないけどナルシな人がやってるんだよね。バレー。

ま、関係無いけど。
目の前をスルーして下駄箱に一直線。

後ろから2人の影が迫っているとも知らずに。