青春をヤンデレが邪魔してくるんですが!? (ページ6)

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幹部は甘いページ6

一旦部屋に贈り物を置いて書類に手をつける。

どうにか会議しまくった結果、私は書類をする権利を得る事が数年前に許された。まぁ、どっかのトントンは非常に不服そうでしたけど。やっぱ、幹部として国を第一に考えなくてはいけないんですよ。まぁ、学校生活無い休日のみだけど。

言い忘れてたけど、私はwrwrd学園という国立の中学校に通っている。学校に通いたいと言ったら長い会議の末に通わせてくたのが、この学園である。因みに、共学から無理矢理女子と男子を分けようとしたのは止めた。ＧＰＳ＋小型カメラを着けられるのは妥協した。いや、インカムで位置分かるから要らないってのに着けないと閉じ込めると煩いんですよ、このヤロー。

デクやかっちゃんとは偶に会う。非常にヤンデレが煩いが。門限がいつまで経っても4時なのだが。会えるのは嬉しいから許す。こうしてみると、本当に私は優しいと思うよ。本当、私って優しいっ!!

コンコン

シャ「ライー!!」

『ん？あぁ、シャオロンどうし………。』

テテテっとシャオロンが入ってくる。一見可愛いが言葉を失う。

いや、うん、だってさ…

真っ赤＋独特な匂いがするポメラニアンの姿を見て可愛いとは思えないよねー。

シャ「今朝、ライに言われた敵を殺しといたで!!」

『うーん、私は殺せでは無く警察に引き渡せって言ったんだけどなー。』

シャ「……ぅ、せやけど…褒めてくれへんの？殺すのあかんかった？俺、悪い子？」

しゅんとしながらシャオロンが言う。何でこんなに罪悪感が生まれるし…。まぁ、確かに殺さないでとは言ってなかった私が悪いのか？相手の敵は極悪非道で話題のやばい奴だったし…。うん、諦めて褒めるしかないな。

『まぁ、殺したのはあれだけど…ありがとうシャオロン、助かったよ。』

そう言うとぱあっと顔をあげて笑顔になる。

シャ「せやろ!!俺、ライの邪魔する奴は誰でも消したるからな!ライの言う事何でも聞く良い子やからな！」

『うん、でも次は殺したら駄目だからな？』

おん！と嬉しそうに笑う。本当、私も甘いな。