第1話:16人の鬼と少女 ページ4
私には前世がある。
前世の私は軍人だった。wrwrd国という強国で私は唯一無二の女幹部だったのだ。
そして、今は
グル「A〜!助けてほしいんやぁ。トン氏が虐める〜。」
トン「仕事せずにほっつき歩くグルさんが悪いんやろ!!」
『あ〜、はいはい。グルちゃん、後で甘味食べよう？さっさと仕事を終わらせて‥』
グル「終わらせてくるゾ!」
そう言って急いで部屋に戻るグルさんと呆れながらついていくトントンを見送る。
今の私は前世の幹部の皆と暮らしている。
時代は大正、国は日本。
嘗ては城だった私達の家も古風の日本屋敷で庭には前世同様にひとらんの趣味である桜の木が咲いている。
ただ、違うのは
皆が鬼である事だけ。
共に暮らしていたじいちゃんが死んだあの日。悲しむ私を前に皆が戻ってきたのは2年くらい前だ。驚きながらも喜ぶ私に皆が言った言葉。
それが、自分達が鬼である事だった。
鬼、それは日本に存在する化け物。
人を喰う不死身の生き物。
そんな生物に幹部の皆がなってしまった事は当然驚いたし不安だった。
でも、皆は皆だし。会えた事が嬉しいから。
でも、皆は不死身の鬼。私は人間。いつか私が置いていってしまう。
だからこそ、今の私は鬼を倒す為‥鬼の親分である一匹の鬼を倒す為に体をもう一度鍛えている所だ。
ひと「A〜！」
『あ、らんらん。何持ってんの？』
ひと「んふふ、見て見て!野菜がたくさん採れたよぉ!」
そう言って両手一杯の野菜を見せるらんらん。うん、可愛い…。因みに、家の皆は人間を食べない。曰く、確かに美味そうな匂いはするが元人間であるし普通の人間の食べる料理の方が美味しいんだそうだ。だから、らんらんは畑を作り料理をする。先程トントンが言っていた仕事というのはグルちゃん達が簡単に起ち上げた会社の事でかなり売り上げているらしく生活も安定しているのだ。
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はいちゅううまぴ - 続き…:(´◎ώ◎):ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ 気になるｩ↑↑いやいやいや！好き過ぎな！？ (2022年4月23日 23時) (
レス) @page12 id: 466fb15abb (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 初コメです！このコラボ、、、、神ですか！？天才ですか？神ですか？私の想像していたのをめっちゃピッタリ当てはめる天才ですか？マジで頑張ってください応援してます！(((以上、嵐のような人でした。 (2020年3月7日 19時) (レス) id: 91551d500d (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - 投稿楽しみです！頑張ってください！ (2020年2月3日 20時) (レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - チェリーさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年11月12日 17時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 初コメ失礼します！好きです！(唐突)応援してます！これからも頑張ってください！ (2019年11月8日 20時) (レス) id: 9da899137e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2019年9月1日 13時
