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目を覚ませば、そこは知らない場所だった。
？「どこや、此処‥」
？「目が覚めたか。」
目の前には大きな犬と豚と猫が居た。赤い目をした犬にマフラーとかいう人間の防寒具を着けた豚、青っぽい黒猫に豚と同じ様に紫のマフラーを着けた犬。
まず思ったのは同じ匂いという事。
そして、俺の大嫌いな人間の匂いがする事。
その匂いで一気に警戒する。人間だ、人間が近くに‥いや、こいつらは人間の手下だ。知っとるんや、犬や猫は人間の下につく。豚は人間に飼いならされて食われるんやと。
？「俺は「近づくな!!!お前等人間の手下やろ!」‥‥‥。」
？「手下？何言っとるんや、こいつ」
？「‥山のやつは警戒心が強いって聞いた事あるな。とりあえず、名のろうや。グルッペン」
グル「そうだな。俺はグルッペン。赤マフラーのこいつはトントン。紫のマフラーが兄さんだゾ。怪我は大丈夫か？」
そう言って俺の足を見る。確かに怪我をした足に包帯が巻かれていて少し動かすだけで痛みが走る。
トン「Aが心配してたからなぁ。突然血まみれのアンタを連れてきて傷の手当し始めるんだから。」
兄「俺も、倒れて拾われて来たけどそこまで酷く怪我はしとらんかったしな…。そりゃ、Aも心配するわ。」
うんうんと頷く兄さん達。そんな彼等を見ても俺の心の中ではあぁ、飼いならされとる獣や。と哀れに思っていた。その時
『あ!目が覚めたんだね!』
ドアが開いて人間と猫が入って来た。
あぁ、嫌だ、嫌だ、嫌だ。
そう思い、にっこりと笑って水を差し出そうとしたAに思いっきり噛み付いた。
『……ッ!』
グル「何しとるんや!!!!」
体に勢い良くグルッペンが体当たりする。勢い良く投げ出さられた俺の首をグルッペンが噛もうとした。思わず身を縮める。殺られる、そう思ったのに。
『グルッペン!!!』
醜い人間がそれを止めた。
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ここのつちゃん(プロフ) - 面白いなと思ったら知っている作者さんでした！！投稿頑張ってください！応援してます！ (2021年10月16日 14時) (
レス) @page38 id: c790a783a7 (このIDを非表示/違反報告)
さとう - 好き()更新頑張ってください! (2021年5月30日 7時) (レス) id: ecd79149f7 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉 - 復帰おめでとうございます!!これからも頑張ってください！ (2021年3月31日 14時) (レス) id: c5ac09218a (このIDを非表示/違反報告)
きな粉 - 面白いです！更新頑張って下さいね (2021年1月11日 13時) (レス) id: c5ac09218a (このIDを非表示/違反報告)
欄 - 評価を５５６にしてしてしまった、、がんばえーーー！ (2021年1月1日 22時) (レス) id: 97c794166e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2019年8月17日 16時
