幹部とメイドと個性と ページ33
ショッピくん達と別れ、練習場に出てみる。いや、個性の練習をしようと思ってね。興味もあるし。
『シズ!』
シ「あ!ライ様!どうかなさいました？」
ふわふわと笑うシズ。そして、周りのメイドの皆。シズはメイド長をするリンクの奥さんだ。まぁ、今は同じく未成年だから結婚して無いけど。リンクと同じく死にかけているところを拾ったのだ。
『個性が分かってね、その練習をしようかと思って。丁度この時間はメイドの皆が訓練してるから教えてもらおうかと。』
家のメイド達はみんな訓練をしている。まぁ、大抵の子達が何処かの国から逃げ出したとかお姫様とかだったからね。シズも本当はとても過保護な国王の娘‥つまりはお姫様だったんだけど嫌で逃げ出したんだよ。それでボロボロになったところを私達が助けたんだ。
シ「個性が分かったんですか？!一体どんな個性で？」
『それがチートでね‥皆の個性が使える事が出来るらしいんだけど‥幹部の皆がどうやって個性使ってたか分かる？』
シ「一応皆様の個性は分かりますよ。ですが、よろしいのですか？」
何がだ？と問い返せば心配そうな目を向ける。
シ「先程リンクさんから聞きましたが、トントン様に訓練をやめてほしいと言われたのですよね？もし、訓練なされてライ様に何かあればライ様の事を他の幹部様方が心配して更にこじらせてしまいます。そんな事になってしまえば‥」
私達では到底お守りできません、と口をつぐむ。それに対し私は微笑んだ。だって‥
『シズ。シズは私を誰だと思ってる？』
シ「…我々の国を建てた無敗の幹部様でございます。」
『そうだよ、最後の最後は国王と共倒れだったけどね。そんな私が簡単に負けると思う？味方最大の脅威であるゾムにも負けた事が無い私が。』
シ「……………いいえ、思いません。」
『そうでしょ？それに私には個性がある。そして、メイドや執事の皆が居るんだから!』
ふふっと笑いながら言えばシズもメイドの皆も可笑しそうに笑う。
シ「そうですね…。ライ様がそう簡単に負ける訳ありませんもんね。分かりました!皆様の個性‥私達が見ている範囲ですがお教えいたします!」
『ありがとう』
さぁ、ここからが私の本気だよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫狗 - 僕もsnさん推しです！わぁ、同士ぃ...神作ありがたいっす...あと途中で出てきたリンクが某神ゲーの主人公味がぁ... (12月28日 14時) (
レス) @page16 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません） (6月21日 16時) (レス) @page21 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
社畜 - うおお…我々メンバーの個性身内ネタ満載や…すげぇ…文に才能を感じる… (2023年4月7日 2時) (レス) @page3 id: 1e15dc8a80 (このIDを非表示/違反報告)
はいちゅううまぴ - あっあっ( °Д° )好きぃ( °Д° ) ありがとうございますぅ( °Д° ) (2022年4月30日 14時) (レス) @page13 id: 466fb15abb (このIDを非表示/違反報告)
ﾋﾟｶ! - Snさん推しです！声や発言？も面白いので、過去の動画見返してます。 (2021年7月20日 21時) (レス) id: 213e57cdca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鏡
| 作成日時：2019年6月1日 19時
