リク【雪が降った日】編 ページ34
季節は冬。四季が楽しめるwrwrd国でも雪が降り始めた。
『寒いな…』
息を吐けば白くなる。周りは一面の銀世界だ。秘密部屋のある西の塔側は人が殆ど来ない為に踏み荒らされた経歴も無い。
em「A様、寒いですし中で紅茶を飲む方が良いのでは？」
『寒い方が紅茶を温かく感じるだろう。良い景色を楽しみながら飲む…良いじゃねえか。おかわり。』
紅茶を飲み、片手の戦略書を読む。時折お菓子を食べる。これで煙草があれば良いのにな。
tn「それにしてもこんなに雪が降るなんて珍しいですね…去年は少し降ったくらいｄ(ﾎﾞｽｯ)つめったっ？！？！」
突然トントンに雪玉が投げつけられる。ん？と思えば目の前には目を輝かせたグルッペン。そして手には大量の雪玉。あ…
tn「グルさん!冷たいやないかい!!」
gr「雪だゾ!!こんなに降るなんて滅多に無いことだ‼雪合戦しよう!!勿体無いからな!!」
そう言ってドンドンと投げつけてくるお陰でトントンが雪まみれになっていく。俺か？俺はエーミールが盾になってるから平気だ。エーミール本人は嬉しそうに「冷たいですよぉ!」と言ってるから良いんだろう。
『ん、紅茶美味いな。』
em「A様つめたいです…」
『紅茶美味いな。』
em「これは…いわゆる放置プレイ？はぇ、ええなぁ…。」
何か呟いているエーミールは良いとして…グルッペンは非常に楽しそうに雪玉を投げている。トントンは「ええ加減にせぇ!」と言いながらも楽しそうだから良いだろう。一応、二人共子供だからな。こうして遊ぶ事も適度に必要だ。エーミール？こいつは俺の紅茶を入れて楽しそうだから良いんだよ。俺は子供といえど中身は大人だからな。
そう思いながら紅茶をゆっくりと飲む俺は、突然投げつけられてきた雪玉を受け止める。投げつけてきたのは当然グルッペンとトントン。
gr「なあなあ！A様もエーミールも雪合戦するんだゾ！！」
tn「A様！！これ！！楽しいですよ！」
『…………はぁ、仕方ないな…。』
そう言って紅茶を飲み干すと、席を立った。
数時間後、寒そうに暖を取る王女と3人の家来を見たのはメイドからの話だ。
☆☆
階梯さんリクエストより。
これにて【元ドＳ刑事、乙女ゲー攻略中】は�兇悵椶蠅泙�!
沢山のコメント、沢山の評価、沢山のお気に入り登録ありがとうございます!!�矯鄒�まで少しお待ち下さい!またリクエストは随時受け付けます!
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ぱぁ - Mエミ最高です…！一ヶ月に二回は読みにきてますw (2020年8月19日 15時) (
レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - リクエスト、お答えしてくれてありがとうございます！凄い面白かったです！続編も頑張ってください (2020年3月1日 8時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 鏡さん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2020年2月25日 6時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 階梯さん» 初コメありがとうございます!リクエストお受け致します!!トントン編が終わるまで暫しお待ちを!! (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 南雲さん» ありがとうございます!がんばります (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2020年2月13日 11時
