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恐ろしい程に様になっているスーツ姿でAは研究施設近くの高級宿から抜け出した。目元にはサングラス、焦げ茶のスニーカーは彼だった時に愛用していた物と同じ種類で非常に満足気だった。
『あぁー、この感じ…懐かしいな。若い頃を思い出すじゃねえか。』
二ヒヒッと笑うAは、明らかに楽しそうに研究施設へ向かって走る。
研究施設施設周辺につけば、そこら辺に監視カメラがあるにも関わらず彼女はワイヤーガンを使って華麗に飛んでいくのだから映りやしない。
常人なら2時間はかかるであろう道のりを30分程で研究施設へと入り込んでしまった。
Aが画面を見れば、マップと書かれた地図が開かれる。そこには監視カメラの座標もトラップも監視員も全てが書かれていた。
『やっぱ便利な特典だよな〜。んふふ、それにしてもこんなにトラップがあるとか…面白いにも程があるじゃねえか。ま、楽勝だがな。』
嬉しそうに話す。時折動く監視員を避けながら進んでいけば、ものの1時間で広く迷路の様な施設の目当ての場所へと着いた。しかし、関係者しか入れない様に暗証システムが作動していた。
普通なら予想外だと驚くだろう。そして、途方に暮れるはずだ。しかし、Aは前世では刑事だった事を忘れてはいけない。予想通りだと呟いて意図も簡単に暗証番号を打ち込んでいく。これについて言っておきたいのは、研究員がAに教えてた訳じゃ無い。彼女自身が脳内で記憶しておいたのだ、研究員の打ち込んだ手の動きを。
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☆☆
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ぱぁ - Mエミ最高です…！一ヶ月に二回は読みにきてますw (2020年8月19日 15時) (
レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - リクエスト、お答えしてくれてありがとうございます！凄い面白かったです！続編も頑張ってください (2020年3月1日 8時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 鏡さん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2020年2月25日 6時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 階梯さん» 初コメありがとうございます!リクエストお受け致します!!トントン編が終わるまで暫しお待ちを!! (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 南雲さん» ありがとうございます!がんばります (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2020年2月13日 11時
