15 ページ20
em「どうも初めまして、エーミールと申します。この度は、我が主であるA・Ｄ・フォール様をとの婚約解消をさせて頂くにおいて賠償金を請求させていただきたく、不本意ながら私が前に立たせていただきます。」
「ばい、しょうきん…？！おい、☓☓☓☓!!貴様は何を言ってるんだ!!」
豚がエーミールの胸倉を掴もうとするが、その前に俺が立つ。
『☓☓☓☓？何を言って居られるのですか？この少年はエーミール。私の忠実なる部下ですが何か？』
「貴女こそ何を言って…!!!こんな奴と共に居たら王家としての血筋が穢れてしまいます!!!なんせコイツは呪われているんだから!!」
あぁ、むかつく。こういう人間が一番嫌いだ。そう思い言い返そうと思った時、俺の後ろから声がした。
「良い加減にしろ」
「良い加減にして貰えませんかねぇ？」
『……グルッペン、トントン』
怒りマークを浮かせたグルッペンとトントンだった。
em「グルッペンさん、トントンさん。」
gr「エーミールはエーミールだ。貴君らの言う☓☓☓☓じゃない。」
tn「せや、これ以上エーミールに関わんなや。エーミールは、あんたらの物ちゃうからな。」
こいつらも、昔は人間として扱われてなかったからか。怒りマークがユラユラと揺れていた。俺が静かに名前を呼ぶと落ち着いた様に後ろに下がった。
『主として、愛犬を馬鹿にされて言わない訳にはいかないだろ。今後、エーミールに関わってみろ。只じゃおかない事を分からせてやる。』
em「A様…。」
『貴君らとは、今後一切の関わりを持たない。安心しろ、親父には言わないでおいてやる。だがエーミールに近づくものなら許さないし、私が女王になった時は、貴君等が私達に関わる事は無いだろう。』
「ッ……そんな…」
言いたい事を言い終え、車へと向かう。だが、不意に殺意を感じた。
振り向いたその時、豚が剣を持ちエーミールへと向けていた。
「貴様のせいだ…!!!!全ては貴様が悪い!あの時殺していれば良かった‼‼今ここで!!死ね!!」
その時、体が動いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱぁ - Mエミ最高です…！一ヶ月に二回は読みにきてますw (2020年8月19日 15時) (
レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - リクエスト、お答えしてくれてありがとうございます！凄い面白かったです！続編も頑張ってください (2020年3月1日 8時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 鏡さん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2020年2月25日 6時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 階梯さん» 初コメありがとうございます!リクエストお受け致します!!トントン編が終わるまで暫しお待ちを!! (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 南雲さん» ありがとうございます!がんばります (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鏡
| 作成日時：2020年2月13日 11時
