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不満マークが見られる為に直ぐ様言えば、グルッペン達から♥が浮かんだ。グルッペンは、トントンのイベントの時もずっと不満げが出てたんだよな。無視してたら、何かひっついてトントンに殺意を宿していたから気をつけて無いといけない。
☓☓☓☓は、綺麗という言葉を復唱している。会った時に思ったが、言葉の能力が幼いな。
『それで、だ。お前の元に来たのは勧誘だ。』
「かんゆう…？えっと…かんゆうってなんですか、ごめん…なさい。」
『謝るな、別に構わん。お前を俺の犬にしようと思って此処に来たって事だ。』
「ぼくが…いぬ…？」
『そうだ。俺の部下になり、国を良くする為に働け。勿論代償は支払う。そうだな、お前に沢山の知識をやろう。』
「ちしき…」
tn「A様、大丈夫ですか？余り通じてる様に見えませんが。」
心配そうにトントンが言う。
『まぁ、確かにな。だが、一度決めたからには連れて帰る。此処に居たら、こいつはこのままだ。どうする？』
「ちしき、ほんをよんでもいいんですか？」
『構わん。寧ろ勉強する為に読んでほしい。』
「なぐりませか、いたいことしませんか」
『俺が暴力をする訳無いだろうが。平和な未来を作る為に居るのに。』
そう言うとぶつぶつと何かを呟いて、牢屋越しから俺の手を取った。
「……いきます、いかせてください!」
『父親と母親、兄から離れるが良いのか？』
「かまいません…!ぼくはあなたのもとにいきます…!」
キラキラと色素の薄い瞳が輝く。
【ストーリーイベント:呪いの子クリア】
成功報酬:呪いの子を配下につけました。
『分かった。それじゃあ、お前に名前をやろうか。』
「…………なま、え？」
そうだ、と手を叩けばグルッペンとトントンが前へと出る。
gr「俺はグルッペン。元の名前は☓☓☓☓だった。」
tn「俺はトントンや。元の名前は☓☓☓☓。」
『この国では、忠誠を誓った者に飼い主が名前を与える風習があるんだ。だからお前にも名前をやろう。まぁ、望まなければそのままで良いが。どうする？』
そう言うと、☓☓☓☓はグルッペンとトントンを見て大きく頷いて言った。
「ください、ぼくになまえを。」
『そうか。じゃあ、』
『エーミール。それが今からお前の名前だ。』
em「えーみーる。ぼくはえーみーる。」
『そうだ。気に入ったか？』
em「はい!とても！とてもきにいりました！えっと、ありがとうございます」
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ぱぁ - Mエミ最高です…！一ヶ月に二回は読みにきてますw (2020年8月19日 15時) (
レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - リクエスト、お答えしてくれてありがとうございます！凄い面白かったです！続編も頑張ってください (2020年3月1日 8時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 鏡さん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2020年2月25日 6時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 階梯さん» 初コメありがとうございます!リクエストお受け致します!!トントン編が終わるまで暫しお待ちを!! (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 南雲さん» ありがとうございます!がんばります (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2020年2月13日 11時
