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白馬と護衛 ページ11

研究室から出てぶらぶらしていると彼等の姿が見える。声をかけると私の名前を呼んで走ってきた。わざわざ来なくても良いんだが…。その両腕には収まりきらない程の野菜があった。

『ひとらん、野菜の収穫?』

ht「はい!見てくださいよ、こんなに沢山採れましたよ!」

その笑顔に連れられて私も笑顔になる。ひとらんは、中庭に野菜や果物。兄さんと一緒に動物を飼育している。私も良く食べるが、どの野菜もとても美味しい。ひとらんとのんびり話していると足音が聞こえて来た。見れば、此方に向かって来る白馬。ひとらんが声をあげた。

ht「外道丸!また勝手に出てきて!」

そう言って呆れるひとらんに対し、白馬である外道丸は嬉しそうに鼻を鳴らして私に擦り寄ってきた。外道丸は、ひとらんの愛馬である。頭が良くて足が速い。普段は馬小屋で大人しくしているのだが、私が中庭に出て来ると走ってくるんだ。可愛いよね。

『構わないさ。外道丸、私も会いたかったぞ〜!』


そう言いながら撫でると、また嬉しそうに鼻を鳴らした。

ht「本当にA様は外道丸に好かれてますよね。大先生なんて蹴られたのに。」

『馬は賢い生き物だからな。相手を見るんだ』

ht「A様に撫でられると本当に嬉しそうですからね。」

『それなら良かった。ひとらん、外道丸に乗っても良いか?少し走りたい。』

ht「構いませんよ、外道丸良かったな。」

それに答える様に高らかに外道丸が鳴くと、私はひとらんに馬具を着けてもらい上に乗る。そして、ひとらんに手を伸ばした。

ht「…え?」

『ひとらんも行こう。最近は空ばかりだったから、久しぶりに走りたいし城下に見回りにでも行こう。』

ht「‥‥良いですが、トントンに怒られたばかりなんじゃ?」

『見回りであって脱走じゃ無いから大丈夫さ。それに、優秀な護衛が付いてるだろ?』

そう言って笑うと、呆れた様な笑顔を浮かべひとらんが手を掴んだ。

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(プロフ) - チェリーさん» は!ご指摘通りでした!すみません、ありがとうございます (3月19日 11時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます!この作品が大好きです!1つ気になったのですが、「無能の気持ち」のzmさんのセリフであろう所の表記がhtさんになってませんか…?違っていたらすみません! (3月18日 16時) (レス) id: 0f872fb85d (このIDを非表示/違反報告)
甘崎薇詩(プロフ) - やばい、めちゃくちゃスコい (2月14日 21時) (レス) id: a6ed88efd3 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - いつもお疲れ様です。幸福の王女大好きです!更新 頑張ってくださいね! (1月18日 10時) (レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
もふた(プロフ) - え、何この小説 神やんけ!面白すぎる 家宝にするわ (12月24日 13時) (レス) id: 6e006a800d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年11月21日 18時

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