幸福の王女は、我々を助けた。

渡したい物↓ ページ25

『まずはショッピ。城下町で、羨ましそうに自転車に乗る子供達を見てたでしょ?だから、ヘルメットをあげる。大きくなっても被れる様に魔法がかかって居るからね。』

shp「？！…あ、ありがとう…ございます」

魔法で取り出したヘルメットをショッピに渡すと、驚いた顔をした後嬉しそうに被る。私よりも低い位置にある頭を撫でて次の名前を呼ぶ。

『チーノには、懐中時計をあげる。時計が凄いって言ってたでしょ?まずは、時計盤が読める様になる必要があるけどね。』

ci「時計…本物や…!ありがとう、A様!」


嬉しそうに首にかけるチーノの頭を撫でて次の名前を呼ぶ。取り出したのは、豚のヘアピンが付いたニット帽。

『シャオロンには、ニット帽と豚のヘアピンをあげる。帽子屋をチラチラ見てたでしょ？ヘアピンは可愛いなって言ってたでしょ？』

syo「…!!ほんまや!雑貨屋で見とったやつ!あんがと、A様!俺、大事にするからな!!」

『ん、そう言ってもらえて嬉しいよ。大事にしてね？じゃ、次にコネシマ。』

頭を撫でた後にコネシマの名前を呼ぶと嬉しそうに前へ出る。何でか犬耳と尻尾が見える気がしなくもない。

kn「おん！」

『コネシマには、サッカーTシャツとサッカーボールをあげる。城下町で子供達が遊んでたの見てたでしょ?暇な時に皆でサッカーしようね』

kn「サッカー!ほんまにええんですか、A様!」

『ん、時間ある時にね』

そう言って少し高い位置にある頭を撫でて次の名前を呼ぶ。

『ゾム』

名前を呼ぶと前に出てきたゾムに緑のパーカーを渡す。

『ゾムには、クリーパーのパーカーを渡す。クリーパーは、私の好きなモンスターなんだけどね。ゾムの目と同じ黄緑だから似合ってると思う。』

zm「クリーパーっていうんか、かっこええ!あんがと、A様!」

頭を撫でようとすると、自分から少し屈んでくれた。

『しんぺい神。』

pe「は〜い！」

ふわふわと笑いながら前へ出るしんぺい神‥長いのでペ神と呼ぶ事にした彼に【神】と書かれた布面を渡す。

pe「これって…」

『目、見られるのが嫌なんだろ？前髪をのばすよりも面を着けた方がよく見える。』

そう言うとペ神は驚いた顔をしたが、直に笑顔になって面を着ける。

pe「ほんまや!こっちの方が見えやすいし髪の毛が目に当たらんくてええ!あんがと〜、A様!」

そう言ってゾムと同じ様に少し屈んでくれた。

☆☆
ちーのさんツイッターおめでとうございます!エミさんはまた越されるw

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