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翌日、日没直前――。
夕陽が差し込む副団長室の窓辺に、ルアナの姿はあった。
コンコン――。
「副団長、お時間です」
「…ん。」
この時、夕陽を眺めて何を思っていたのか、それは彼女にしか分からない。
彼女は夕陽を見つめたままゆっくりと瞬きをした後、首にかかる細身のチェーンを服の下に隠す。その一瞬、首元の襟できらりとリングが夕陽に反射した。
「よし、行こうか」
肘掛椅子に掛けていた兵団マントを羽織りながら、ユーリの前を横切る。
「……行ってきます」
最後、部屋を出る前に小さくそう呟いたルアナは、そのまま振り返ることなく執務室を背に歩いていく。
ユーリが扉を閉めて彼女の背中をふと見つめると、その背中で揺れる自由の翼は、誰よりも大きく強く、そして美しく羽ばたいていた。
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ミカ(プロフ) - 結婚おめでとう！！！ (2022年6月13日 1時) (
レス) @page3 id: 890192da02 (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - やっと婚約〜〜〜(T^T)ここまで長かったね。嬉しいよリヴァイ(T^T) (2022年6月13日 0時) (レス) @page3 id: 82ac895d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこもち
| 作成日時：2022年6月12日 8時
