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『ルアナ・クライスト殿
本書は調査兵団における巨人捕獲作戦の再開を提言するものである。
同封した手帳の写しを一読していただけたなら明らかなように、それが示唆するところは一つ。我々は巨人について未だ無知である、ということだろう。
イルゼ・ラングナーの出会った巨人は意味のある言葉を発し、敬意を示すような姿勢を取った。加えて、イルゼを捕食し尽くすことをせず、彼女の亡骸を樹木の洞に保管――といってもいいだろう――していた。
当然のことながら、いずれも人類の観測史上初の事例である。
我々には、イルゼが最後の一滴までその命を振り絞って得たこれらの情報を次につなげる責任があるはずだ。彼女が示したような巨人の正体を突き止めるための努力を絶やしてはならない。必ずや継続されなければならない。それで得る情報がたとえどんなに僅かだったとしても、決して無駄ではない。
いつの日か必ずや、人類の反撃の糧となるものであると、私は信じる。
第二分隊長 ハンジ・ゾエ』
全て読み終えたルアナは静かに息を吐き、背もたれに身体を預けて天井を仰いだ。
臆病になって本来の目的を忘れていたのは私たちの方だったかもしれない。
何かを変えることができるのは、何かを捨てることができる者であって、何一つ
「…………」
ルアナは途中だった書類をそのままに、ハンジの分厚い報告書を片手に副団長室を出た。
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ミカ(プロフ) - 結婚おめでとう！！！ (2022年6月13日 1時) (
レス) @page3 id: 890192da02 (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - やっと婚約〜〜〜(T^T)ここまで長かったね。嬉しいよリヴァイ(T^T) (2022年6月13日 0時) (レス) @page3 id: 82ac895d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこもち
| 作成日時：2022年6月12日 8時
