��-4 ページ11
「…………強かったわ。」
「っ、！」
「ほんと、恐ろしいくらいにね」
ヒッチは微かに口角を上げた。
「そうですか…。ありがとう、ございます」
無事ルアナの着替えも終わり、ヒッチの役目も終了した。
最後にありがとうと微笑むルアナに小さく頭を下げてから、部屋の扉を開けた。入れ違いに先の男兵士が2人戻ってきて、彼らもヒッチにお礼を言うとルアナの名を呼びながら部屋に入っていった。
閉まった扉の向こうから再び彼女たちの会話が聞こえてきた。
「再度言いますよ？本当にいいんですね？」
「いいのっ。見るだけなんだから」
「はぁ……、兵長に怒られても私たちに助け求めないでくださいね？」
「っ、分かってるわよ…。リヴァイに怒られたって怖くないわっ」
「まあまあ……」
2人を言いなだめているのは1番若い男兵士の方だろう。
女神なんて空想のように言われている彼女の意外な素顔を見られて、ヒッチは内心ラッキーと思いつつも、彼女の人当たりの良さに今まで悶々としていたアニへの気持ちが少し晴れたような、そんな気がした。
「あぁそうだ。さっきの子、今度アニに会えるよう手配もしておいてね」
「はい。では行きますよ」
調査兵団、案外悪くないわね。ま、行きはしないけど。
そうマルロに言ってやろ、とヒッチは足取り軽く持ち場へと戻って行ったのであった。
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ミカ(プロフ) - 結婚おめでとう！！！ (2022年6月13日 1時) (
レス) @page3 id: 890192da02 (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - やっと婚約〜〜〜(T^T)ここまで長かったね。嬉しいよリヴァイ(T^T) (2022年6月13日 0時) (レス) @page3 id: 82ac895d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこもち
| 作成日時：2022年6月12日 8時
