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まるで当たり前のように紡がれたその言葉。
リヴァイは驚いたように一度瞬きをした後、ゆっくりとグラスをテーブルに戻した。
「お前ってやつはほんとに……、ことごとく俺を裏切りやがる」
そして大きく息を吐くと静かにソファから立ち上がり、棚に寄った。不思議そうにリヴァイを目で追うルアナ。
リヴァイは何かを手にソファに座りなおすと、彼女の手からグラスを抜き取り、空いたその手に取り出したそれを置いた。
ルアナはゆっくりと手元に視線を落とした。
「……順番ってもんがあるだろうが」
その手に乗っていたのは、なんとシルバーリングだった。
ルアナとしては正直、何だか今言っちゃおうと勢い任せで言ってしまったので、初めは手に乗るそれに驚いて目を見開いたが、すぐに顔を綻ばせ、力が抜けたように笑った。
「え、え〜…、なんだぁ……」
「なんだぁ、じゃねぇ。…ったく、お前は…」
「だってリヴァイ、全然言ってこないんだもん。だからこの際こっちから言っちゃおうと思って」
私たちだってもういい歳だしさ、と目を細めて手元を見つめるルアナ。
リヴァイはもう一度ため息をついて、その指輪を取った。
「……こんなことまで先越すんじゃねぇ。メンツもクソもねぇじゃねぇか」
そう言いながら、リヴァイはそのリングをルアナの左薬指にそっと通した。
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ミカ(プロフ) - 結婚おめでとう！！！ (2022年6月13日 1時) (
レス) @page3 id: 890192da02 (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - やっと婚約〜〜〜(T^T)ここまで長かったね。嬉しいよリヴァイ(T^T) (2022年6月13日 0時) (レス) @page3 id: 82ac895d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこもち
| 作成日時：2022年6月12日 8時
