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ふわぁっと目が覚めて、
朝よりも少し身体が楽になってる。
忠義にお礼言わなきゃ、と
起き上がろうとしたら、
私の手をしっかり握って眠る忠義がいた。
ベッドに突っ伏してる背中に、
車の絵が描いてある毛布がかけられてて、
きっと、忠明がかけてくれたのかな。
忠義が寝てる、ってことは、
忠明と実優がふたりっきり。
ちょっと心配になって、
忠義を起こさないように手を外して、
カーディガンを羽織って階段を降りる。
そっとリビングを覗くと、
庭で洗濯物をハンガーにかける2人の姿があった。
忠明「ぱぱのパンツでっかー！」
忠明「これ！ままのぶらじゃーや！」
忠明「みて！ぱぱのシャツ、ぼくのおひざまである！！」
片っぽは遊んでるけど(笑)
でも、よく見てみると、
洗い物はしてあるし、リビングも片付けられてて、
2人で力合わせてやってくれたんだ、と
子どもたちの成長に、ちょっと感動。
リビングのドアから、
頑張る2人を少し眺めてると、
忠義「もうA。いきなりいなくならんといてよ」
ちょっと寝起きの忠義が、
口尖らせて寝室から降りてきて
忠義「まだ熱下がりきってないねんから」
って、忠明の毛布を肩にかけてくれた。
A「忠義、気持ちよさそうに寝てたから」ｸｽｯ
忠義「俺なんもせんと寝てもうた……ごめん。」
A「ううん。見て、あれ」
忠義は、子どもたちの姿を愛おしそうに見つめて、
A「全部、2人がやってくれたみたい」
忠義「大きくなってんなぁ…」
しばらく、忠義と2人で、
大きくなった子どもたちを見つめてた。
すると、視線に気づいた忠明が駆けてきて
忠明「まま！おねつさんは？」
A「良くなったよ？ありがとうね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
実優「ぱぱも、よくねれた？」ｸｽｸｽ
忠義「うん。もう、ぐーっすり！」ﾆｺｯ
A「2人とも、ありがとう」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
忠明「びっくりしたぁ？」
A「うん。もう、びーっくり」ﾆｺｯ
忠明と実優の視線に合わせてしゃがんで、
頭を撫でると、嬉しそうに笑って、
それを、忠義が優しく見守ってて、
やっぱり家族は温かいな、って思った。
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E(プロフ) - はじめまして、昨日ここへたどり着き、最初から最終話まで読ませていただきました。とてもとてもきゅんとしたし、お話もとても上手でずーっとタオル片手に泣きながら読んでいました。しばらく更新されていないとの事ですが、楽しみにしております！ (2021年9月5日 10時) (
レス) id: e3242abda2 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 初めまして。最初から読みました。凄く楽しいお話でイッキに読めました。まだまだ続きが読みたいので更新を楽しみにしてます！ (2019年10月13日 21時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 初めまして！昨日読みはじめて、ハマってしまい1日中読んでいました！更新楽しみにしてます！ (2019年10月7日 3時) (レス) id: 907ebd6396 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして！何度も最初から読み返すくらい、本当に大好きな作品なので、更新再開とても嬉しいです＼( ^o^ )／ (2019年10月3日 0時) (レス) id: 6cbb1aa512 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - お久しぶりに更新されてすごく嬉しいです^ - ^20歳おめでとうございます！また更新楽しみにしています。 (2019年9月30日 23時) (レス) id: ece8a2cdde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みきりん
| 作成日時：2018年1月30日 1時
