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轟に会いたかった
「ん？」
「んんん？」
「なんだ、あの恋愛マンガのシチュエーションはァァァ？！」
緑谷の行方に右往左往時間も差し迫っていて不安や苛立ちに混乱していたA組メンバーだったが、相澤が来て事情を説明している時に轟が一人ふらりと輪から外れた
それを真っ先に気づいた瀬呂は声を掛けようと思ったがその先にいる金に気づいて様子を伺った。そしてそれに気づいた葉隠、峰田と共にその様子を眺めていたら
「轟くんに会いたかったって…どういう関係だろ！？てかてかちょー美人さん！誰誰？！」
そう見えない手でバシバシと瀬呂の背を叩いて興奮を抑える葉隠(抑えきれてない)
「金髪青眼の美人彼女とかどこで見つけてきたんだ轟め……！俺らの舞台みててくれよなってかアァ？！？見せつけやがってええ」
血涙を流しせっかくの衣装を汚しかねない峰田の目元にノールックで瀬呂はテープを飛ばし貼り付ける。峰田の言ってることは分からんでもない
轟は背中しか見えないが瀬呂達からは金髪美人もといAの表情がハッキリみてとれる
不安気に下がる眉と赤らんだ顔はきっと先程の言葉を言うことに対しての照れだろう
眉間に刻まれた皺がもったいないとも思うが普段そういうデレをしない所謂ツンデレ彼女ならさぞ今恥ずかしいことだろう
そうして遠目から見てもわかるその美人さ
横髪が少し長くて前下がりボブな金髪はスポーティな印象を抱かせるが轟と並んで華奢な体つき
薄手の桃色っぽいベージュなカーディガンにインナーは長袖の白シャツ
黒のスキニージーンズと全体的にボーイッシュな印象だ
「あー、あれが空の星かぁ」
「何何それ？！なんかの例え瀬呂くん知ってるの？！」
「いや、たとえっつーか最近轟上の空だなーとは思っててさ」
独り言を耳聡く拾った葉隠に迫られ、瀬呂はここ最近の轟の様子が変だったなと言うことを話す
「あ！あの朝帰り！？お泊まりデートってか！」
「えー何それ早いよ！あ、でもあんな美人さんならそうなるのかな…ああ！すごいよ！大人だ！」
「まー、あんだけ美人ならそりゃ上の空にもなるか。いつでも眺めていたい一等星ってか。あれ今俺詩人っぽい？」
「おーい、お前ら何話してんだ？そろそろ準備しねぇと！」
ドキドキと轟の様子を眺めて(一人呪詛を呟いている)いた3人の背に手を振りながら切島が駆け寄ってくる
「何見てん……て、え？拘本A…？」
「「「え？」」」
そして呟いた言葉に3人は目を丸くした
．
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みけいぬこ(プロフ) - 結華さん» コメントありがとうございます！こちらは男主人公として少し甘い感じで進めて行こうと思っています！（すっっごいBLにはならないと思うのですがカップリングとしては轟落ちです）優しいコメント嬉しいです。更新頑張っていきます！ (2022年9月12日 17時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
結華 - ほんとに、、本当に好きです…！！これから轟くんと主人公がどうなっていくのか楽しみです！！！ (2022年9月12日 11時) (レス) @page50 id: e2320a25d7 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 華さん» コメント＆見ていてくださってありがとうございます！！！！嬉しい！その言葉でお疲れも吹っ飛びます( ˃ ᵕ ˂ )これからも楽しんでいただけるよう聞いていきますね！ (2022年9月6日 23時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 更新お疲れ様です‼︎作者様の作品全部大大大好きで毎日見てます‼︎👀これからも頑張ってください！！！！ (2022年9月6日 19時) (レス) id: d1e7a9b3ce (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - せつなさん» コメントありがとうございます！読んでいただけてるの凄く嬉しいです！！疲れも飛んできますね( ᵒ̴̶̷̤ ᵒ̴̶̷̤ )✧*。完結まで書ききりたいと思います！ (2022年9月5日 23時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年8月18日 11時
