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1年のマネージャーが片岡監督と楽しげに話をしていたらしい
タメ口使っても怒られなかったらしい
監督のことてっちゃん呼びしてたらしい
「ヒャハハなんかすげー噂流れてますね亮さん。てっちゃんって監督じゃなくて哲さんの事っスよね？」
「当たり前じゃん。監督のことそんなふうに呼んだらビンタだよ」
「女子殴んのは…ヤバくないッスか？」
「Aは女子じゃない。手のかかる妹みたいなもんだからノーカン」
「妹でも性別的には女子だろーが！俺の目が黒いうちはやらせねぇからな！」
朝練を終え食堂に向かう道すがら、並んで歩いていた倉持は亮介の本気か冗談か分からないその発言に冷や汗を流した。面白半分で流れてきた噂の話を振ったのだが隣を歩く亮介と伊佐敷は面白いよりも親心なのか、心配苛立ち教育的指導その他もろもろ…の方が強いようだった
「つーかよ！Aのやつ肝座り過ぎだろ、どうしたら監督にタメ口使えんだ！！」
「純、Aのは肝とかそんな次元の話じゃないよ。ただ単に敬語の概念をどっかに落っことしてるバカなだけ。今朝監督から敬語のプリント渡されたよ。Aにって…すごく恥ずかしかった」
「マジか！？それ亮介に渡す監督も監督だけどな！哲に渡せよ！」
「ヒャハハ！入学前からどんだけ伝説つくんだよ、おもしれーな！」
食堂に入りご飯をよそい、その先で味噌汁を用意したり小鉢を準備したり忙しなく手伝いをしてるAの背中を見つけ、倉持はブフッと思い出し笑いをした
亮介は静かな糸目を更に細め絶対零度な空気を出すもののそれがAに伝わることはなかった
「あ、亮ちゃん！今日の味噌汁私作ったの！美味しいから3杯食べてね」
「そんなにいらない。3杯食べるのはご飯だけで十分。A、飯食べたら渡すものあるから俺の横にいなね。異論は認めない」
「え、でもこの後ドリンク作って準備「異論は認めないって言ったよね？夏川とかに頼んどいてあげるから、純が」
「俺を使うな！」
この後練習が始まるまでの間で亮介からAに例のプリントが渡されAの頬が赤くなる珍事件(頬を抓る刑が執行された模様)が起きたのだが、察した2.3年は突っ込むことはしなかった
「ハッ！！マネさん！頬が真っ赤ではないですか！大丈夫ですか！何か冷やすもの！氷！？」
沢村栄純だけは慌てふためき未使用のタオルを急いで冷やしに食堂に駆け出すのだった
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みけいぬこ(プロフ) - まうふちさん» コメントありがとうございます！3年生と沢山絡ませて青春していきたいと思います！ (9月12日 16時) (
レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
まうふち(プロフ) - 夢主ちゃんめっちゃ可愛いですし面白いです！お気に入りさせていただきました！更新楽しみにしてます！ (9月10日 5時) (レス) @page14 id: d0a3c1950d (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - あやかさん» あやか様コメントありがとうございます！何度も読んでいただけて嬉しいです！こちらは平穏に青春していきたいと思います(*ˊ˘ˋ*)またぜひ読みに来てくださいませ (6月21日 9時) (レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして！全ての作品何度も読み返すほどみけいぬこさんの作品が大好きです！大っ好きなダイヤのAの作品が始まっていて、思わずコメントしてしまいました！みけいぬこさんのペースで頑張ってください！気長に待ってます！ (6月20日 18時) (レス) @page8 id: cac696b1d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年6月10日 3時
