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各時限A組の授業を担当したプロヒーロー達はどこか浮き足立ったような空気を肌で感じていた
同時に、空席一つないその光景に胸の奥があたたかくなった
嬉しいとクラス全体が喜んでいる
それがとても平和だなと思えて癒された
ミッドナイトは青春の香りがすると悶えて喜んだ
昼食はまだ1人では無理そうだからと昼には相澤が一度迎えに行って保健室で食べた
「皆、怒ってなかった」
そうぽつりと零したAの表情は穏やかで少し恥ずかしそうだったから適当に頭を撫で回してあげた
そうして午後の授業も滞りなく終わり、Aは芦戸と葉隠に手を引かれA組寮にようやく連れられて行った
「じゃじゃーん！ここが私達の住む寮だよ！」
「今日からAくんもここだからねー！」
両手でキラキラと寮を指しながら満面の笑み(葉隠は声がそんな感じ)で自慢してくる2人に圧倒されてただ立ち尽くすA
その後ろをぞろぞろと他の面々もついて来ていて平和な光景に和んでいた
「芦戸と葉隠、楽しそうだなー」
「前は全て無視されてたからな、反応返ってくるのが嬉しいのだろ」
「着いてけなくてほぼ無言だけどな、A」
遊園地にはしゃぐ子を見るように砂藤、常闇、尾白がそんな話をする。それぞれにAに無視をされた経験があるから共感できるのだろう
「まずは寮内オリエンテーションをしようではないか！迷子になってはいけないからな！」
「ぶふっ…寮内で迷子とか」
「耳郎ちゃん、笑ってはダメよ。飯田ちゃんはとても真面目だから」
「うちらは部屋王で寮内回ったよーなもんやしね！」
飯田の言葉に芦戸と葉隠は大賛成と第2回部屋王改め寮内オリエンテーションが開催された
ばたばたとAを連れ立って寮内を駆け出す芦戸達を皆で囲ってもいけないだろうと一部は自室に戻ったり料理をしたりトレーニングに向かったり各々の時間を過ごしはじめた
仲良しこよしで手を繋ぎ合う性分でもない爆豪はランニングに出かけようと談話室を出る、その前に神妙な様子でソファに腰掛ける赤を見る
「何ビビっとンだ、クソ髪」
「！爆豪」
さっきはあんなに堂々とだきついていたくせに冷静になったからかめんどくさい性格の部分が出てきたようだった
こいつは何も考えない突進型に見えてウジウジ悩んで考え混むタイプだったな、と一つ舌打ちを零した
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みけいぬこ(プロフ) - ryupu861さん» コメントありがとうございます！続編は書こうと思ってましてようやくとなりました✦ฺまたお来ていただいてありがとうございます！更新頑張っていきますね！ (2023年4月4日 7時) (
レス) id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
ryupu861(プロフ) - 初めまして！何ヶ月か前に読んでいて、続編が出ていてびっくりです！これからも楽しみにしています！ (2023年4月3日 23時) (レス) @page42 id: 951cdc533b (このIDを非表示/違反報告)
縷々(プロフ) - みけいぬこさん» わっ、わっ、レスありがとうございます✨恐れ多いだなんて！！もっと自信を持ってください！！みけいぬこさんの文才には到底敵いませんが、仲良くしていただけると幸です！！ (2023年3月30日 18時) (レス) id: a8b0369670 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 縷々さん» そして！！小説書かれていたのですね！しかも…私のようななんて…嬉し恥ずかし恐れ多い！でも嬉しいです✧︎共に楽しんでいきましょう！！ (2023年3月30日 12時) (レス) id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 縷々さん» コメントありがとうございます！そして友人申請気づかず申し訳ありませんっ！普段あまりないので💦仲良くしてくださいませ！深夜に発狂笑考えが纏まらず原作がハラハラ展開すぎてどうしようかと思ってました！普通の人生、波乱気味ですが歩ませていこうと思います！ (2023年3月30日 12時) (レス) id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年3月17日 12時
