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全ての事柄には
それに至るまでに何かしらの繋がりがある
その時には理由なんて分からない
ふとした時に人は気づくんだ
この為にだったのか、と
「もう誰も止めないよね、寮待機って言われてるけど」
「骨抜、野暮なこと言わない。委員長の拳藤が筆頭なんだからクラスの総意でしょ」
「だけどさ切奈〜これ、学校に怒られたりしない〜？」
「見舞いに行くだけ、何も乱闘しようってんじゃないんだし。まあホークスがいるって事で押しかけるんだけどさ」
「私達は知らなくちゃいけない、氷叢とホークスの関係を。そして氷叢の抱えてるもの全てを」
「話をしよう、俺らも」
回原の言葉に全員が頷いた
不思議と学校を出る時に誰の制止の声もなければセキュリティが作動することもなかった
回原達がセントラル病院に着いてAの部屋へと案内され向かえば病室の前にはブラドがいた
止められる事無く全員で隣に並び少し小さく見えるホークスの背中を見た
いまだに痛々しいその背中より
発されるホークスの声は弱々しく
見たこともない姿だった
紡がれる言葉は後悔が滲んでいた
「氷叢はホークスにではなく公安に呼ばれていたんだ、インターンの時」
「公安…どうして…」
「あ、仮免の時ノコ？」
小森の言葉にブラドは頷く
常闇と別れていたのは、インターンをしていたのではなく
公安として仕事をしていたから
その仕事は敵連合の実態調査と殲滅
日の当たらない場所で日本を守ってきたであろう公安
その一端をAは担わされていたのだと知った
＿＿君は、ヒーローを目指そうとしていた…この手で人の命を救うヒーローに憧れを抱き始めていたんだよね
そして、ホークスはそれに係る多くからAを守ろうとしてくれていたことを知った
結果こそ思いとは裏腹に悪い方へ転じてしまったけれど
＿＿そんな君に闇の、裏側なんて見せたくなかった。この手を汚したくなかった
目的のためなら手段は選ばず、過程に起こりうる被害に心を痛めない
そんな人間なのだろうと回原は思っていた
いつも飄々とした態度で締まらない笑みを浮かべて
颯爽とどこへでも羽ばたいてふらりふらりとしている
そのヒーローは
実力もあり凄いのだろうけど
薄情な奴なのだろうと
＿＿俺じゃ救えなかか……ｯ今更ヒーローを気取った所でダメなのか…
後悔などしない奴なのだろうと思っていた
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アカ - ありがとうございますほんと！日々の栄養です！ (3月31日 22時) (
レス) @page25 id: 6b437022f9 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - アカさん» また更新してみました（ *ÒㅅÓ)ご査収ください！ (3月27日 20時) (レス) @page19 id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
アカ - 更新！嬉しいです！ (3月8日 16時) (レス) @page19 id: 6b437022f9 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 白さん» またまたコメントありがとうございます！褒めすぎです！ありがとうございます(⸝⸝⸝°°⸝⸝⸝)楽しんでもらえて嬉しいです！続き書いちゃいます！ (2月1日 23時) (レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
白 - 続編待ってました！やはりあなたは神なのでは……？ずっと応援してます！！本当に好きです！！！！ (2月1日 20時) (レス) id: 009b20195a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2024年1月3日 1時
