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救いは押しつけか
保護は洗脳か
日常は偶像か
秩序とは完璧か
崩壊は絶対悪か
正義と悪は純粋か
正義の中に悪は無いのか
悪の中に正義は無いのか
悪とは何をもって悪なのか
正義とは誰がそれだと決めたのか
平和とは何か
「荼毘には罪があってそれは償わなきゃいけない。でも荼毘は100%の悪人じゃないんだ……燈矢様はエンデヴァーに憧れたただの子供だった。同じだよね、俺達と」
「……でも罪人だ。それは本人が自白してる。そこは俺らとは違う部分だ」
「そこにフォーカスを当てれば荼毘は私らにとってヒーローとして捕まえるべきヴィランだよ。氷叢」
「うん、分かってる…でも」
「荼毘、…つうか轟燈矢っつーくくりで見ればヒーローに憧れたただの少年で選択をミスって拗れてる可哀想な奴。トガヒミコも死柄木弔もそうだって？話し合いで解決するかもってか？そんな綺麗事…」
「綺麗事を実践するのが仕事でしょ」
「……」
泡瀬、拳藤、そして回原砲が炸裂するもAの一発で二の句が告げなくなった
何故ならその言葉はかのNo.1ヒーローがいつの日かメディアで豪語していた言葉であったからだ
心配して必死に止めようとしてるのに止めてる側が悪いみたいじゃないかと回原は内心で舌を打つ
この頑固者をどうしてやろうかと歯噛みしていると不意に横から押し殺したような声が聞こえて、それはすぐに笑い声になった
「もっ、ムリ……ハハハッ…氷叢って案外めっちゃ頑固なのな…！」
「円場さんノ言う通りデース！コレ糠に釘ですネ」
「無駄ではないんだけど…釘ごと漬けちゃうというか」
「何？！骨抜！釘漬けたら美味いかな？！」
「……鉄哲くらいしか食べられないんじゃ？」
「取陰〜鉄哲は個性鉄だけど食べてパワーアップするタイプじゃないぞ〜腹壊しちゃうんだな〜」
「円場氏笑いすぎですぞ。悪役に回ってでも止めようとしてる回原氏が浮かばれないですぞ」
「そうは言ってもオールマイトを引き合いに出されてはもう幕引きでは無いかと思う」
今まで黙って聞いていたクラスの面々が円場を皮切りに思いも思い話し始める
先程までの緊張感のある空気が一気に解れた。眉間に皺を寄せていた拳藤も苦笑いを浮かべ泡瀬は消化しきれない怒りのを逃がすために深いため息をついた
「それが答えってことだよね、氷叢」
クラスを代表してという感じに物間が静かに問いかける
変わらぬ真剣なその表情に
Aは背筋を伸ばして一度だけ、しっかりと頷いた
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アカ - ありがとうございますほんと！日々の栄養です！ (3月31日 22時) (
レス) @page25 id: 6b437022f9 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - アカさん» また更新してみました（ *ÒㅅÓ)ご査収ください！ (3月27日 20時) (レス) @page19 id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
アカ - 更新！嬉しいです！ (3月8日 16時) (レス) @page19 id: 6b437022f9 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 白さん» またまたコメントありがとうございます！褒めすぎです！ありがとうございます(⸝⸝⸝°°⸝⸝⸝)楽しんでもらえて嬉しいです！続き書いちゃいます！ (2月1日 23時) (レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
白 - 続編待ってました！やはりあなたは神なのでは……？ずっと応援してます！！本当に好きです！！！！ (2月1日 20時) (レス) id: 009b20195a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2024年1月3日 1時
