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＿＿＿…
「やぁやぁ、この間ぶりだねーA」
「……」
とある日の放課後
Aは一人、相澤に呼ばれトレーニングルームに赴いていた
てっきり相澤が来るのかと思っていたのに馴れ馴れしくも声をかけてきた少年に、Aはあからさまに表情を歪めた
「おﾝやー？そんな露骨に嫌そうな顔するなんて、A組に劣るB組とは話もしたくないってことかなー？」
「……そんなこと言ってない。お前に会いたくなかっただけだよ、物間」
「何？この前のこと根に持ってるの？あの時は可愛かったのになぁー！ピュアそうな心の声ダダ漏れでww」
「〜〜〜！！」
時に、入学当初
立場的なこともありクラスメイトと壁を作りツンケンした態度ではあったが、Aは誰か個人に対して嫌悪の表情を向けることはなかったのである
あの爆豪勝己にでさえ、関わらないようにと避けることはあってもそこまで嫌いという感情であったわけではなく関わらないようにと避けていただけ
「初めて食べたお鍋はおいしかったでちゅかー？ｱｯﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ！！」
「〜〜〜うるさいっ！」
何かとA組に対して敵対心を向けている物間は見つけてしまったのだ
A組をイジる格好のネタを
それは、あのインターン意見交換会兼始業一発気合入魂鍋パーティの日
切島がクラスの優しさに感動して鍋の美味しさに二重の喜びを噛みしめていた少し後の出来事
鍋の匂いに釣られて意見交換会を兼ねた交流会としてB組がやってきてしばらくだった頃
何度か漏れ出たAの心の声に物間はこれでもかと(空気を読まず)(むしろ壊す勢いで)イジり倒したのであった
角取にイジメだと叱られ、
拳藤に制裁の鉄拳を食らったにも関わらず
その心が折れることはなかった物間
弱みにここぞと食いつく様はヴィランのようだと誰かが言った
当然のごとく、Aにとっては苦手な人
いや、、嫌いな人にカテゴライズされたのは当然の流れだろう
説話休題
「自分の個性一つろくに制御できないなんてねぇ！B組より優秀なはずの！A組の君に、僕が個性の使い方を教えてあげるよ」
「……断る」
「僕も同じ意見さ。イジるネタがなくなるからね。でもこれはブラキン先生からの依頼だから仕方なくだよ、感謝してよね」
そう言って右手を伸ばして近づいてきた物間を、Aは余裕で横に飛んで避けた
「感謝してよねって言ってるだろ！何で避ける！」
「断るって言っただろ。触ろうとするな変態か」
「僕にそんな趣味はないｯ！」
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みけいぬこ(プロフ) - どなるどさん» コメントありがとうございますっいただいた応援にこたえます୧( "̮ )୨✧︎ (3月14日 16時) (
レス) @page49 id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
どなるど - どの作品も大好きなんですが、この作品はその中でもとくに大大大好きな作品です！！続き気長にまってます🎶応援してます！❤️🔥 (3月13日 21時) (レス) id: 6d4f03cb94 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - ラーメンさん» 2回目コメントありがとうございます！今は平穏な記憶をたくさん作っています( * ॑꒳ ॑*)これからが大変なので…頑張っていきますね (11月7日 21時) (レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
ラーメン(プロフ) - 更新お疲れ様です！みんな可愛すぎてもうなんかやばいです。これからも愛読させていただきます！ (11月7日 17時) (レス) id: 79a6e04b38 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - ラーメンさん» コメントありがとうございます！嬉しい：-：無理せず更新してきます！読んでくださってありがとうございますっ (10月5日 21時) (レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年8月28日 13時
