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「ハーハッハッハ！！まるで子どもの絵空事！真顔で何を言うかと思ったら！」
Aが感じてる恐怖とは裏腹に場違いな程に高笑いを浮かべる氏子は至極楽しそうに合格だと死柄木に言った
ヒーローが綺麗事を実践するならば
敵は戯言を実践する者であると
元より協力するつもりであったと述べながら今すぐに全てをという訳にはいかないとも話、未知の力がある事も仄めかしてきた
死柄木の、敵の過去というものの一端に触れたAは
立場の不安定さも相成ってぐらぐらと揺れていた
自分が今何故ここにいて
何を為すべきなのか
何をもって悪となり
正義とはどういうものなのか
平和のゴールとはなんなのか
「ねェ、私の好きなものまで消しちゃうの？」
「仲間の望みは別腹さ。好きに生きてろ」
「やった！」
全てを壊したいと言ったその口で
除外するものがあると言う
楽しげに喜び笑うトガは普通の女の子に見えて仕方がない
死柄木の周りにいる荼毘達も黙っていれば普通の人間で
この場が不自然な程に自然に見える、錯覚か…幻覚か
ふらりと張り詰めすぎた糸が切れそうで、一人緊張の中にいすぎて息苦しく感じる
「あれはワシと違って純朴。心の底からお前を認めておらん！ギガントマキア、あれを屈服させてみろ。その時おまえに全てを捧げよう」
「長いチュートリアルだったぜ…そんじゃ早速戻してくれよ」
「俺は手伝わねーぞ。リーダー、勝手にやっててくれ」
「炎が効かないのでスネているのです」
「喋るなイカレやろう」
「ああ、そうじゃ…忘れるところじゃった」
「！……ッ」
話も終息に向かっていると思っていた矢先に今まで1度も向けられる事のなかった氏子の視線がAに向けられた
丸渕の眼鏡に縁取られ無機質なそのフレームに見つめられた途端に、真上に異様な気配を感じて見上げた
「本当に何故いるのか甚だ疑問じゃがここまで見聞きされてタダで帰すわけには行かんからのぅ…ハイエンドの能力を試すついでじゃ、その視力いただこうかの」
氏子がニヤリと笑ったような気配は感じられるが言葉の通りAの視界は瞬間にして真っ黒に染まった
「わっAくんおめめ真っ黒なのです」
「墨か？ありゃ、どっかにイカでもいんのか？！いやタコだろ！」
トガとトゥワイスの言葉のおかげで今自分がどうなっているのかを把握する。咄嗟に身構えトゥワイスの言うイカかタコか何者かの気配を探る
「ほっほ、そんなもんおらんよ」
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みけいぬこ(プロフ) - カナデさん» コメントありがとうございます！ご心配ありがとうございます！無理のない範囲で更新してますので(*ˊ˘ˋ*)楽しんでいただけるのであればさくさく更新していきますよー( ⸝⸝⸝ ̫⸝⸝⸝)◦♡︎ (6月29日 10時) (
レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - 最近更新多くてすごく嬉しいですが、ご無理なさらず…！！！に、頑張ってください〜！！ (6月28日 14時) (レス) @page16 id: 67591852ec (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - カナデさん» コメントありがたやー神(´；ω；｀)神。読んでるよーってわかるコメントとても嬉しいです！噛みしめて更新します✧︎ (6月6日 20時) (レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - 更新ありがたや〜噛み締めて読みます…！！ (6月6日 18時) (レス) @page5 id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - ゆるさん» 失礼しました(̨̡՞ . .՞)̧̢…💦 (6月6日 0時) (レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年6月5日 17時
