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「……まさか、あんたら…Aの事疑って……」
「それはないよ。敵連合メンバーに洗脳系の個性を持ってる敵はいないからね。まああってオールフォーワン本人から何かされてない限りは、」
『それも一応この前の戦いの際の情報収集に一役かってもらってるからスパイの線は追ってないかな』
進んでいく話に、ホークスの言葉にAは何かしただろうかと記憶を辿る。ホークスと対面するのは今日が初めてなのだ。あるとしたら相澤達とは別室だったが連れられ敵連合メンバーの黒霧を視た時くらいで…
「……！」
『あの時の事は録画させてもらっていた。君の視た記憶の映像の中に蛇腔があったんだよ。あれは俺が塚内さんに依頼した』
「何、言ってんだ……？」
Aとホークスにしか分からないだろう内容。困惑した焦凍には申し訳ないがAは大いに納得した。あの時に、Aが洗脳や何かしら情報を漏らさないよう細工されていないか調べられていたということだ
『君の個性は対象者を目視して発動する。ワンフォーオールについて何かしら知っているなら関係のある人物を見ていたということになる』
「……」
「君は誰を視たんだい？デクか、それとも…」
答えを求める視線が突き刺さる
焦凍も困惑した様子でそれでも背に庇い続けてくれる
教えてもらった内容は無闇矢鱈に話していいものではない
「……俺、からは何も言えません」
『それは、言えないことを知っていると解釈しても？』
「っ……はい」
「Aっ……」
知らぬ存ぜぬでもよかったかもしれない。けどそうやって嘘をついたらホークスにもう二度と信用してもらえないと思った。彼ほどのヒーローに見限られたら、それが怖いと思ってしまった
「……何かしら知っているならその出処如何では君の立場も危ぶまれる。話してもらえないなら自由にはしておけないよ」
「！そんなっ……Aは…」
「焦凍！落ち着けって！」
ベストジーニストの言葉に激昂しそうな焦凍を夏雄が慌てて肩を抑えて止める。淡々とした口調だがベストジーニストがこの後何を言うのか察しがついていた
「Aくん、しばらく我々と行動してもらうよ」
『ワンフォーオールについてが解決するまでね』
「……はい」
「Aっ！」
俯き、静かに了承するA
ちらりとあったその瞳は悲しげに、揺れていた
どうしていつもそうなる
あの碧から悲しみが消えないのか
夏雄に拘束され、病室を後にする背中に必死に腕を伸ばした
さっきまでこの腕に触れていたぬくもりを必死に探した
．
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あの - まじで、あの、好きです！！！！早く平和になってイチャこらしてる2人が見たいです！！！！！ (2023年2月22日 12時) (
レス) @page50 id: e2320a25d7 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - りんごさん» りんご様ありがとうございます！とても嬉しいいい(*ˊ˘ˋ*)非戦闘員であの怒涛の原作どこまでついていけるか分かりませんが(´•ᴗ•;ก)終わりまでぜひ楽しんでいってください！ (2023年2月18日 8時) (レス) @page48 id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - このシリーズにどハマりしてしまいました＞_＜♡がち最高です❤️🔥❤️🔥続きまってます！ (2023年2月12日 10時) (レス) @page40 id: 8b4cfe6f33 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - ｃｃさん» コメントありがとうございます。先品を作る上でイメージから入ってるところがありまして愛着のあるもので掲載させていただいていました。見ずしてお話にいけるよう修正しましたのでこちらでお許しいただけたらと思います。 (2023年2月9日 15時) (レス) @page1 id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
ｃｃ - 主人公のイメージいらない (2023年2月9日 10時) (レス) id: 4a4dc79469 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年1月6日 12時
