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「先の戦いでは超常解放戦線のスパイヒーロー共を率先して縛り上げてくれた気骨のあるヒーローだったはずだ」
静かにエンデヴァーの口から語られるのはシンリンカムイやMt.レディ方が付き合いが深く身近な存在だった同僚
その体格に合う堂々としたヒーローっぷりは最大手ではなくとも信頼に足るヒーローの1人だった
そんな彼が窶れ小汚いおっさんのようにその大きな背中を縮めてヒーローマスクを脱いだ
一瞬の出来事だった
「明日誰の糸が切れても不思議じゃない。現に今もコスチュームを脱ぐ者は後を絶たない」
それ程の脅威がオールフォーワン
一瞬でヒーローの心を砕く程の出来事だった
コスチュームを脱いでいった者達が真のヒーローでなかったとまでは言わない
ヒーローの信頼を悉く落としていきその火の粉が全ヒーローにふりかかった
一の罵声が十の声援に勝る
デステゴロはそう話していた
失った信頼はなかなかに大きい
この混乱をどうにかしない限り、どうにかしたとしても戻るかは分からない闇の中を進まなければならない
不安でしかないのだ、降りる方がどれだけ易いか
「マスコミが段々と近づいている。それに伴って我々と行動を共にしていた彼にまで火の粉が向けられ始めている」
「やめたヒーローから情報が漏れ、それを元に憶測が憶測を呼び緑谷くんの存在がAくんにすり変わってしまっている。彼はこの闇の中立ち上がってくれた勇敢な一般人だ。これ以上の無理はさせられない」
「ホークスの言う通り。敵も報道を見ているはず。Aくんの存在を知られ彼の個性の汎用性に気付かれると彼にもっと被害が及ぶ。猫の手も借りたいがこれ以上は」
「確かに、それはまずい。守るべき者を我らが危険に晒してはいけない」
「…」
シンリンカムイの言葉にMt.レディ、エッジショットも同意見だと言わんばかりに頷く。現状に不満を持つ人達は自衛のために武器を持ち始めた。民主的な話し合いによる和解が叶わないと判断されればその牙はこちら側にも向きかねない。それぞれの平和の為に多少の犠牲はやむなしとなってしまった時、今一番危険なのはAなのだ
「秩序が失われ力が跋扈するこの今、オールフォーワンの実態が世に暴かれればあらゆる負の連鎖がデク、そしてAくんに集約されてしまう」
「…誤解だったではきっとすまない。Aくんがもし敵の前に召し上げられたとしても使い道は奴らにはいくらでもある、か」
そんな未来起こしたくはない
エッジショットの言葉にエンデヴァーは眉根を下げるAを思い出す
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あの - まじで、あの、好きです！！！！早く平和になってイチャこらしてる2人が見たいです！！！！！ (2023年2月22日 12時) (
レス) @page50 id: e2320a25d7 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - りんごさん» りんご様ありがとうございます！とても嬉しいいい(*ˊ˘ˋ*)非戦闘員であの怒涛の原作どこまでついていけるか分かりませんが(´•ᴗ•;ก)終わりまでぜひ楽しんでいってください！ (2023年2月18日 8時) (レス) @page48 id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - このシリーズにどハマりしてしまいました＞_＜♡がち最高です❤️🔥❤️🔥続きまってます！ (2023年2月12日 10時) (レス) @page40 id: 8b4cfe6f33 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - ｃｃさん» コメントありがとうございます。先品を作る上でイメージから入ってるところがありまして愛着のあるもので掲載させていただいていました。見ずしてお話にいけるよう修正しましたのでこちらでお許しいただけたらと思います。 (2023年2月9日 15時) (レス) @page1 id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
ｃｃ - 主人公のイメージいらない (2023年2月9日 10時) (レス) id: 4a4dc79469 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年1月6日 12時
