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＿＿＿…
バンッ！！
「Aッ！！」
雄英で先生達が話しているのを聞いて引き止める声たちを振り切って、轟は病院まで最速で駆けてきた
息は上がり看護師らに走るなと声をかけられるもそんな事よりもとAの入院しているという部屋を矢継ぎ早に聞き出し階段を駆け上がった
緑谷が学校を出ていって数日、轟は緑谷からの手紙とは別にもう一通手紙を受け取っていた
差出人はオールマイト
そこには端的で必要最低限な言葉で
Aを連れ出す、我々に任せてほしい
と書かれていた
どこに、そして我々とは誰なのか、何のためにそんな疑問は何一つ分からない
拭いきれないもやもやを訓練で発散させ続けても晴れることはなかった
どこで何をしているのか
日が過ぎていく中で同じく連絡がつかなくなった父親であるエンデヴァー、ホークスやベストジーニスト
偶然がすぎるそれらにトップ3でチームアップを組み何かをしているのだろう
その一端に、Aの力が必要ということ
過去にやらされてきた事と同じことをヒーローがAに強いるのかと怒りが込み上げた
そして、今……
必死に駆けてようやく居場所がわかったと思ったらそこは病院で
「！轟くん…どうして…っ」
白衣を身にまとった聞いたことのある声、それが温田だと頭の端でなんとなく理解しつつも身体はふらふらと前に向かい、上がる息もそのままにそうあってほしくなかったと思う光景を前に熱いはずの体が一気に冷えていった
真っ白なベッドに横たわる姿はもう見たくないと思っていたそれで
目元を包帯で覆い隠して何も見えないが、そこに包帯を巻いているということは、Aは個性を使ったということで、それはAにとって痛みを伴うもので
「すみません、個性の使用は１回と聞いているんですが、発動していた時間が長かったみたいでですね、水晶体の混濁があるのでしばらくは。熱は最初よりは引いてます」
「なんで…」
何も聞かされていない
どうしてAが個性を使うことになるのか
Aはもう一般人で個性の使用は制限される立場で守られる側のはずなのに
「Aくんがヒーロー達の力になりたいと自分から話してくれて…すみません。彼の自発的なその行動を止めることはできませんでした…」
全てを抑圧され押し殺して生きてきたAが
誰も信じられず救いの手すら伸ばせなかったAが
人に、ヒーローに寄り添い
想いを吐き出してくれたそれが嬉しくて
．
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あの - まじで、あの、好きです！！！！早く平和になってイチャこらしてる2人が見たいです！！！！！ (2023年2月22日 12時) (
レス) @page50 id: e2320a25d7 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - りんごさん» りんご様ありがとうございます！とても嬉しいいい(*ˊ˘ˋ*)非戦闘員であの怒涛の原作どこまでついていけるか分かりませんが(´•ᴗ•;ก)終わりまでぜひ楽しんでいってください！ (2023年2月18日 8時) (レス) @page48 id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - このシリーズにどハマりしてしまいました＞_＜♡がち最高です❤️🔥❤️🔥続きまってます！ (2023年2月12日 10時) (レス) @page40 id: 8b4cfe6f33 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - ｃｃさん» コメントありがとうございます。先品を作る上でイメージから入ってるところがありまして愛着のあるもので掲載させていただいていました。見ずしてお話にいけるよう修正しましたのでこちらでお許しいただけたらと思います。 (2023年2月9日 15時) (レス) @page1 id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
ｃｃ - 主人公のイメージいらない (2023年2月9日 10時) (レス) id: 4a4dc79469 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年1月6日 12時
