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『いいか、A！無理強いされるようなら大声で叫べ！んでホークスの言うことは聞かなくていい！ジーニストさんの言うことだけ聞けな！』
『ちょ、笑それどういうことっすか』
『マイクの言う通り。それに加えて危険だと感じたらすぐ逃げろ。交戦はないと思うが敵と退治したら記憶消してすぐ逃げろ』
『山田さん、相澤さん……はい、分かりました』
見送りの最後に言われた言葉は戸惑う事もあったけれどAにとっては初めて心配してもらえたあたたかな言葉だった
己の身を案じてくれるその気持ちが嬉しいと思う
『『帰りを待ってる』』
そう言ってくれた2人に、もう会いたいと思う
バタン
「待たせてすまない。警察に引渡し完了した」
運転席にベストジーニストが腰かけ、少し乱れた前髪を整える。スマートでそれでいて丁寧なその身のこなしはAが今まで出会ってきた男の、大人の人の中では会ったことのない人種だった
敵意を感じることも威圧感を感じることのない。穏やかなどこか安心感のあるその人
「……ベストジーニスト、さん…おかえりなさい」
だからAの口からはそんな言葉が自然と漏れ出てしまった
「……あぁ、ただいま。Aくん」
フッとベストジーニストが笑ったような気配がした。口元は上質なジーンズの上着で隠されていて見えはしないが一瞬、浮きが和らいだような気がしたのだ
それを感じる事が出来たから、言葉を選び間違えてはいなかったのだと安心した
「ちょっとちょっとちょっとー俺にはおかえりってなかったんすけどー！」
「……そういう事を言うから彼が警戒して言えないのだろう」
「あ、いや…」
「こーんなに笑顔なのにー？」
「お前は飄々としすぎているからな。本質を見る目に長けてる者には怪しく見えるものだ。それはそうと、移動しよう。緑谷と離れすぎるのはよくない」
そう言って車のエンジンをかけ少しの揺れと共に動き出す。ホークスがまだ何やら不満げに声を上げるがベストジーニストは特に気にすることなくハンドルを巧みに動かしていた
「(確かにホークスさんよりベストジーニストさんの方が安心はするけど…)」
おかえりと言ったのは無意識に近いものだった
少し申し訳ないと言う気持ちが残るAは次はホークスにも言おうと密かに決意する
殺伐とした風景を横目に、穏やかな時間が流れていた
．
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あの - まじで、あの、好きです！！！！早く平和になってイチャこらしてる2人が見たいです！！！！！ (2023年2月22日 12時) (
レス) @page50 id: e2320a25d7 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - りんごさん» りんご様ありがとうございます！とても嬉しいいい(*ˊ˘ˋ*)非戦闘員であの怒涛の原作どこまでついていけるか分かりませんが(´•ᴗ•;ก)終わりまでぜひ楽しんでいってください！ (2023年2月18日 8時) (レス) @page48 id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - このシリーズにどハマりしてしまいました＞_＜♡がち最高です❤️🔥❤️🔥続きまってます！ (2023年2月12日 10時) (レス) @page40 id: 8b4cfe6f33 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - ｃｃさん» コメントありがとうございます。先品を作る上でイメージから入ってるところがありまして愛着のあるもので掲載させていただいていました。見ずしてお話にいけるよう修正しましたのでこちらでお許しいただけたらと思います。 (2023年2月9日 15時) (レス) @page1 id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
ｃｃ - 主人公のイメージいらない (2023年2月9日 10時) (レス) id: 4a4dc79469 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年1月6日 12時
