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「なん…っ！？……はっ！？」
言葉にならない音を漏らすプレゼントマイク
目の前で起こった出来事に戸惑いを隠せない様子
「なんという…！」
「A少年！？」
それはマイクだけではなく見ていた全ての者が驚愕する。根津もパッと見は分からないが驚きに声を上げオールマイトは顎が外れるのかというくらいに大口を開けてしまっている
「A！？」
「うそ、Aくん……タブレットの中に入っちゃった……？！」
「なんでぇ！？」
慌てたAの声
皆の驚きを代弁するように麗日が見たままを言葉にする
驚きすぎて上鳴は頭を抱え叫び出す
麗日の言葉の通りふわりと翼を広げて近づいていっていたAはそのままあたかもそこは通り抜けられるとでも言うように、なんの違和感もなくタブレットに近づきそのまま身体をその向こう側へ溶け込ませてしまったのだった
「へ？！うそ……ちょおおおい！マジかよ！？What's?!」
マジックでも見たかのような驚きように種も仕掛けもないタブレットを咄嗟に裏表を何度も見返すマイク
貫通したわけではなく見たまんまタブレットの中に入ってしまったのだ。もちろん、タブレットの裏側からAが出てきてるわけでもなくさっきまでそこにいたAは今はもうこの空間のどこにもいなかったのだった
「おい、Aはそっちにいんのか……確認しろや…っ！」
動揺に動揺するマイクに痺れを切らしたのか舌打ちを隠しもせず爆豪が声を荒らげる
それにようやっと我に返ったのかマイクは落としそうになったタブレットを両手でしっかりつかみ直した。そうして漸く、そこから声が聞こえることにも気づけた。どこか焦ったような腐れ縁の声
画面を正面に向けると
『おい、どういう事だ……これは！？』
『キュイ！』
「うそ……だろ、」
慌てる声の相澤
その傍らにはいまさっきまでここにいたはずのAが飛び回っておりしきりに相澤の匂いを嗅いでいるのかスンスンと微かに音が聞こえてきた
「Aくんが……相澤先生の所に行っちゃった…？！」
「どういうこと…ですの、」
「うちにも、さっぱり」
八百万と耳郎の言葉に正しい答えを言えるものなどいないだろう
ただ現状はっきりしてるのは
「Aが、次元を…超えた？」
．
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みけいぬこ(プロフ) - ユキさん» ユキ様コメントありがとうございます！私の趣味趣向を盛り込んだお話楽しんでいただけて何よりです！原作に追いつく勢いなのでゆっくり更新ですが楽しんでいただければと思います！ (2023年1月19日 14時) (
レス) id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はじめまして。竜ってかわいい設定だな、と気になり拝見していたところ、気付けば夢中になって一気に読み進めてしまっていました。 (2023年1月14日 9時) (レス) @page50 id: c037b1aedc (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - カンナさん» ご連絡ありがとうございます！リンクミスでした！修正いたしました！ありがとうございます✦ฺ (2022年11月16日 17時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - 16話の後から続編になって、”竜の見る夢13”となっています…！何か意図があったのならごめんなさい…。 (2022年11月16日 16時) (レス) id: 8ea5502c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年11月14日 12時
