6 ページ29
つい先日、夏男にかける言葉を間違えたばかりなのに
またひとつ、間違えてしまったと肩が下がる
真っ先にあらぬ方向に考えがいってしまった
血が繋がっていようと己と同じ轍を踏むわけがない
個性婚など微塵も興味などないだろうに
しかも、相手は男の子だという
早とちりもいいところだし
Aという少年はエンデヴァーも小耳には挟んでいた
死穢八斎會の屋敷で囚われていた少年であり
父親に虐待を受け闇の中で生き抜いてきた少年
そんな子の光に息子がなっていたなんて知らなかった
伝えられすらしなかった
誰か、個人を守りたいと豪語できるようになっていた
それを力に変え前を向けるようになってた
何故かとても眩しく見えた
「…その子は今どうしている」
「あ、はい……雄英の教員寮にいます。対人が苦手なので少しずつ慣らしてて僕たちにも少し慣れてくれた感じです」
「そうか、」
救助
避難
撃退
ヒーローに求められる基本三項
これを柱にヒーローは立ち回る
しかし、全てこの三つで解決するわけではない
基本が三項なだけで
ヒーローにはもっと細かく繊細に枝葉した役割が多くある
どこまで、どの程度、どんな人にまでその枝葉を伸ばすかは個人に任されることが多い
災害等で救助する
それで終わりか
家を失った人に仮設住宅を設置、紹介するまでか
その後の面倒も気を配るか
その規模はどこまでなのか
その選別をいつか強いられる日が来るだろう
だが、それはきっと今はまだ伝えなくていい
いづれ自然としなければならないから
「(お前が今、その子の事を大切に思うならそれはそれでいい。そのいつかは、必ず来るのだから)」
どこか安心をしている自分もいて
それを見ないフリするかのように焔をくべた
「行くぞ、デク」
「はいっ！！」
今はまず、ヒーローとして
今のこの子らを見ることに集中しよう
そう、エンデヴァーは思った
目まぐるしく目の前を過ぎヒーローであるエンデヴァーを目の当たりにし
3人は驚嘆し、NO.1とはを見せつけられた
人の命を守るという、ことがどれだけ大変かを
ヒーローとはを改めて突きつけられることになった
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 227人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みけいぬこ(プロフ) - レインさん» コメントありがとうございます！私も気づいてすぐ更新したのですが何故かすぐ非公開になってしまって汗また載せましたのでよろしくお願いします( т т ) (2022年10月31日 2時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - スズレカさん» コメントありがとうございます💦何度か載せてるのですが何故か非公開になってしまって。上げ直しましたのでご確認お願いします！ (2022年10月31日 2時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 突然すみません！最近の更新話で3の次が5になっていて4が抜けていて話が飛んでいるような気がします。私側の不具合でしたらすみません💦 (2022年10月28日 22時) (レス) id: 569c36d262 (このIDを非表示/違反報告)
スズレカ(プロフ) - 初コメ失礼します。Himmelhoch uitramarinの4話目が非公開になってるかもしれません（違ったらごめんなさい）。いつも楽しみに待ってます。更新頑張ってください！ (2022年10月28日 21時) (レス) id: d908ec33e4 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - せつなさん» 修学旅行おかえりなさい！更新させていただいております！比較的ほのぼのライフを送っています笑楽しんでもらえてますと幸いです*.(๓´͈ ˘ `͈๓).* (2022年10月28日 5時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年10月6日 14時
