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「アッハッハッハッハッ！さすがB組優秀だよ！！」
「…どの口が言ってんだろね」
「物間はアレだから」
期末試験の翌日
HRを終えたB組の教室内では一人その場に立ち上がり優雅(？)な立ち姿を晒し舞台俳優さながらに高笑いを響かせる物間
そしてその物間を軽蔑するような眼差しで見つめる者数名呆れて何も言えないといった様子の者すごく数名と、物間と他の生徒との温度差が色濃く出るものとなっていた
「よく一人だけ赤点取ったのに優秀だと言えるよねー。あ、氷叢英語のノート本当にありがとう！めっちゃ助かった」
「取陰。役に立ってよかった。赤点免れたんだね」
「物間と同類にならずにすんだよ。今日昼なにか奢るよ！」
「じゃー俺カツサンドな」
「回原には言ってない」
数冊の教科書ノートを片手にAの席まできた回原に移動教室な事を思い出しいそいそと必要なものを机から漁る
「実技はともかく筆記で赤点はねぇわ。自分でB組の格下げてどうすんだか」
「赤点くらいでB組の格は下がらないと思うけど」
「そのとおおおり！！」
「うおっ！？うざ、」
ずっと舞台俳優なのかお前はというリアクションでAの肩に腕を回してきた物間はうざがる回原を気にせず憂う貴族のように話し出した
「あの対プロヒーローの実技試験は見事全員通過！しかもどのチームも相方を見捨てることなく全員クリア！これは完全勝利と言っても過言ではない！」
「物間ってイレイザーヘッドだったよね。よくクリアできたね？」
「この僕の頭脳をもってすれば造作もない！」
「その僕の頭脳があれば筆記もクリア出来たんじゃねぇのか。小大の機転の早さと順応力に感謝しろよな」
「氷叢がこの僕に勉強教えてくれないのが悪いのさ！」
「え、教えたじゃん」
「人のせいにするな」
「ゲフォ！」
移動する気もない物間に痺れを切らしたのか拳藤の容赦ない手刀が決まり貴族らしからぬ断末魔と共に床に沈む
そんな光景も日常茶飯事なのでようやく肩の荷が降りたAはいそいそと必要なものをまとめ席を立つ
「ごめん、待たせた」
「おせぇ」
「物間に言ってよ」
そんな会話をしながら2人は教室を出ていき、それに続くように取陰を連れて拳藤も出ていく
当然のように置いてかれる物間が授業に遅れるのは必然であった
期末の結果
実技試験 赤点なし
筆記試験 赤点 物間
まもなく、林間合宿がはじまる
．
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みけいぬこ(プロフ) - 早桃さん» ありがとうございますっ！！更新強化していこうと思ってて他の作品とは少し違う視点でいこうと思うのであたたかく見守っていただけますと嬉しいです！ (2023年1月29日 11時) (
レス) id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - やばいめっちゃ好きです！！大好きです！これからも無理せずに更新頑張って下さい！応援してますぅぅぅ！ (2023年1月29日 10時) (レス) @page48 id: 363e501944 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 千椛さん» コメントありがとうございます！ここを楽しみにしてくれてる人がいて喜びに震えております！頑張ります！ (2022年12月7日 11時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
千椛(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2022年12月6日 22時) (レス) @page31 id: f9704de043 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 月の光さん» コメントありがとうございます！魔ってました( º^º; )修正致しました！ご指摘ありがとうございます！氷叢くんいつか混沌に巻き込まれていくのですがなるべく穏やかにがんばっていきます(*`･ω･)ゞ (2022年10月4日 22時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年10月3日 18時
