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＿＿明日の晩飯の肉決まってなかったら肉なしって伝えとけ。優柔不断に食う価値なしだ
「肉なし、の肉じゃがって肉じゃがって言うのかな…」
訓練中に気を失っていたAは1人救護室でプロヒーロー全員に見守られながらクラスメイトが作ったカレーをその胃に収めた。調子はどうだからはじまり明日の訓練の内容を伝えられ虎に体の使い方を褒められ好きな子はいるのかときかれ、複合個性の発動の仕組みを聞かれ好きなタイプはどんな子だと聞かれ…食べるより話すことの方が多くてどこか疲れたなとAは思う(一部なぜ聞かれたか分からない質問があった)
「…明日は我ーズブートキャンプって、回原のこともう笑えないな」
死刑宣告、基明日のメニューを知ってしまったので気持ち楽なような憂鬱なような…毎日家で修行はしているもののやはり対プロヒーローはその質が違う。同じ時間の特訓でも体にかかる負荷や学べる経験は段違いだと思い知らされた。筋繊維がちぎれてる疲れきった体、今日は湯船に浸かってやってもいいかなと思いながら大部屋の襖を開けようと、
スパン！
した
「…」
「おおおう！氷叢じゃねぇか！！もう飯食ったか！？」
「鉄哲、」
開けようと伸ばした手はそのままに勢いよく開け放たれた襖の向こうには仁王立ちして今から戦いに行くかのような闘志を燃やす鉄哲の姿が。疲れとは無縁そうなその快活な表情に嫌な予感が頬を伝う
「丁度いいからお前も行こうぜ！！」
「いや、俺…今から風呂に」
「これから汗かくだろうからなァ！終わったら一緒に入ろうぜ！！」
「鉄哲と一緒は嫌…っておい、服掴むな……はぁ」
むんずと首元を掴まれそのまま後ろ向きにたたらを踏む。そうしてこれがどうやっても逃げられないのだろうと察して諦めて力を抜いた
「うおっ…氷叢急に倒れたら危ねぇぞ！」
「…連れてくならお前が連れてけ」
「なるほどな！任せろ！」
快諾するなよ…
そうツッコミを入れる気も失せるほどに当たり前にその腕に抱え俵を担ぐようにされAはため息をこぼす
「ぷくくくっ…」
「…」
本来行きたかった襖の先には笑いを堪える泡瀬と笑いころげるクラスメイト数名(円場と黒色は視認した)と呆れたような表情で手を振る回原にじっとりとした視線を向けた
「まぁまぁそう睨むなよ、氷叢。僕達B組の勝利の瞬間に立ち会えるんだから光栄なことと思うといい」
訳分からない事を言う物間
苛立ちに白藤の尾が揺れた
．
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みけいぬこ(プロフ) - 早桃さん» ありがとうございますっ！！更新強化していこうと思ってて他の作品とは少し違う視点でいこうと思うのであたたかく見守っていただけますと嬉しいです！ (2023年1月29日 11時) (
レス) id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - やばいめっちゃ好きです！！大好きです！これからも無理せずに更新頑張って下さい！応援してますぅぅぅ！ (2023年1月29日 10時) (レス) @page48 id: 363e501944 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 千椛さん» コメントありがとうございます！ここを楽しみにしてくれてる人がいて喜びに震えております！頑張ります！ (2022年12月7日 11時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
千椛(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2022年12月6日 22時) (レス) @page31 id: f9704de043 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 月の光さん» コメントありがとうございます！魔ってました( º^º; )修正致しました！ご指摘ありがとうございます！氷叢くんいつか混沌に巻き込まれていくのですがなるべく穏やかにがんばっていきます(*`･ω･)ゞ (2022年10月4日 22時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年10月3日 18時
