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「え、そうなの」
「「「「！？！？」」」」
驚きの声を最初にあげたのは、意外にもAだった
「氷叢…委員会の帰りに私が先輩に聞いてたの見てただろ…」
「……あぁ、あの時か」
「「「(天然さんなんだ…)」」」
呆れて額に手を当てる拳藤にAは思い出した、と僅かに目を見開く。轟は気にした様子もなくずずず…と蕎麦をすする
「そうか！前情報の収集も試験の一環に織り込まれていたんだ！先輩に聞けばよかったんだなんで気づかなかったんだ」
「………」
「バカなのかい拳藤…せっかくの情報アドバンテージを！！ココこそ憎きA組を出し抜くチャンスだったのに…！」
「あ」
拳藤にガバリと両手を上げて復活した物間は物の見事に秒殺され再び床に沈んだ。目で回収しろと拳藤に言われAはやれやれと言った様子で再び屍となった物間を回収した
「B組の(姉御的存在なんだな…)」
なんとなくの上下関係を垣間見た気がしたA組
「まぁ何はともあれ期末乗越えて合宿お互いがんばろーな。なんかかなりキツイらしいからさ」
「うっうん！教えてくれてありがとう！」
「氷叢も行くよ、昼もうすぐ終わるよ」
「うそ、まだ一口も食べてない。すぐ食べる」
引きづられている物間は少し異様な光景だが、B組的にはもう普通の光景なのだろうそれにクラスの色というのはそれぞれなのだなぁとしみじみ思う緑谷なのであった
＿＿…
「ねぇねぇ、氷叢さ英語のノートみせてくんない？」
放課後、そう声をかけられ振り返れば両手を前でくんだ取陰の姿が
「いいけど、俺のでいいの？」
「いいのいいの！氷叢のノート綺麗なの知ってるから！今回の範囲ちょっと分かんないんだよね(寝てて)」
「どうせ、寝てて取り忘れたんでしょ」
「骨抜しーっ！」
ケラケラ笑う骨抜を横目にAははい、とノートを渡す
「ありがとーっ明日には返す！」
「急がなくてもいいよ、もう英語は終わってるから」
「え、終わってるって？」
「？復習…？」
「「「余裕か！！？」」」
話を聞いていたであろう面々が口を揃えて声を上げるのでAはびくりと肩を揺らす
「あ、こいつ一応前回1位だから」
「骨抜なんで知ってんの？！」
「聞いたら教えてくれた。ちなみに俺2位ね」
「聞かれたから答えた」
「「「余裕か！？！」」」
緩い2人にまた心の声がひとつになった面々は恨めしげに叫んだのであった
．
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みけいぬこ(プロフ) - 早桃さん» ありがとうございますっ！！更新強化していこうと思ってて他の作品とは少し違う視点でいこうと思うのであたたかく見守っていただけますと嬉しいです！ (2023年1月29日 11時) (
レス) id: a23455ed84 (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - やばいめっちゃ好きです！！大好きです！これからも無理せずに更新頑張って下さい！応援してますぅぅぅ！ (2023年1月29日 10時) (レス) @page48 id: 363e501944 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 千椛さん» コメントありがとうございます！ここを楽しみにしてくれてる人がいて喜びに震えております！頑張ります！ (2022年12月7日 11時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
千椛(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2022年12月6日 22時) (レス) @page31 id: f9704de043 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - 月の光さん» コメントありがとうございます！魔ってました( º^º; )修正致しました！ご指摘ありがとうございます！氷叢くんいつか混沌に巻き込まれていくのですがなるべく穏やかにがんばっていきます(*`･ω･)ゞ (2022年10月4日 22時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年10月3日 18時
