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自分の中にある後悔で押しつぶされそうだった切島は爆豪に許しを乞う事でその罪を軽くしたいと思っていた
「そんな…マジかよ…」
「残念ながら本当のことなのさ。今はどういったわけか眠っているけど次目覚めた時病室を破壊して外に出てしまう危険性は大いにある。かと言って拘束してしまえば彼の不信をより大きくしてしまう」
録画していたという映像を見せられ切島は言葉が上手く出てこなかった
見覚えのあるのに全く雰囲気の違うその様子
あるはずの所にない欠損した腕、身体中の火傷跡
「本当に…年末から…」
「あぁ。彼の端末の着信履歴を確認したよ…これは私のセキュリティにも反応しなかった。本当に申し訳ない」
爆豪の言った通りあの戦いの前、しかも切島の想像していたよりもずっと前から
寮でたわいのない会話をして笑いあったあのAも
一緒にご飯を食べたあのAも
何もかも偽物だったということに驚愕した
そして黒い姿のAが発した言葉が切島の胸を切りつけた
＿＿俺、は…誰ももう信用しない、この世界に本当にAを思ってくれる奴はいねェ。守ってくれる奴なんて……
救けを求められていたそれに気づかず過ごしていた
その結果彼の信頼を希望を奪ってしまった
それがただただ悔しくて苦しかった
「…で、ジーパンは何かしてンのか」
「…今は
「ビビってンのかよ…俺をAに会わせろ、氷なら爆破で相殺してやる」
「！？」
あの映像を見ても変わらず強気な爆豪の態度に切島は驚きに声も出なかった。自分はこんなに胸が苦しくなって後悔が張り裂けそうなのに、爆豪はそれ以上の気持ちを感じているはずなのに
「君も、牙を向けられるよ…痛い言葉を投げかけられるだろう。それでもかい」
「ンなもんもらって当然だろーが。むしろ受け止めてやらねェで隔離してたら今までとなんも変わンねェだろーが」
「爆豪……！」
切島からみた爆豪の横顔は変わらぬ力強さがあった
あの映像を見ても諦めていないその姿は素直にかっこいいと思えた。プロヒーロー2人が落胆し涙を流す姿を見せられてもなお、諦めないその姿に切島は希望を見た
「今のあの子は世界を簡単に壊すことも厭わないかもしれないよ？」
「させねェよ。ジーパンができねェンなら俺がやる」
だから会わせろ。爆豪の瞳はその主張一点のみであった
．
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みけいぬこ(プロフ) - カンナさん» 私の趣味趣向がふんだんに発揮された駄作を気に入っていただけて推しと言っていただけて嬉しすぎます！ありがとうございます（ ߹꒳߹ ）アニメ頑張ってるヒーロー達とを応援しつつ我が子も書き書きしていきます！ (2022年10月3日 20時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - みけいぬこさん» ハッピーエンド待っております…。アニメ6期もドッキドキで一話を見ました！オープニングからなにまで安定に最高でしたよね…！みけいぬこさんの作品を全て見させてもらっているのですが全て面白くて毎回沼にハマってしまいます…。もう私の中の推し作者さんです！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 8ea5502c44 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - カンナさん» わぁぁあ…ありがとうございます！アニメ6期始まっております！そちら観るためにも頑張っていきましょ- ̗̀( ˶'ᵕ'˶)疲れの元にならないよう明るく！努めてハッピーエンド目指していきたいと思います！のでまた読んでやってください！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - いつも楽しみに見ています！みけいぬこさんの作品を見るために毎日頑張っています…。これからも頑張って下さい！ (2022年10月3日 15時) (レス) @page8 id: 8ea5502c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年10月3日 9時
