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＿＿…
「色々話が違ってた」
「そうだっけ？」
福岡市内、夜
普通の人は訪れないだろう廃工場内に緊張が走る
「もっと仲良くできないかな、荼毘」
そう言ってホークスは己の個性の剛翼の剣を荼毘の首元に添わせる
「ザコ羽しか残ってなかったんじゃねえのか？」
「嘘つきと丸腰で会うわけにはいかなかったからな」
馴染みの背中の翼は普段の赤い大翼はこじんまりとしたものになっている。それでも唯一の翼を手に立つ姿は堂々としており隙は一切見当たらない
そんなNo.2を前にしても荼毘は動じる様子は全く見られなかった
「予定じゃ明日街中じゃなく海沿いの工場だったはず。それにあの脳無これまでのと明らかに次元が違ってた。そう言うのは予め言っといてほしいな」
「気が変わったんだ。脳無の性能テストって予め言わなかったっけか」
険しい表情のホークスに対して荼毘は飄々とした態度を変えようとしない。更にはホークスも注文通りでは無いところを指摘する
"適当な強いやつ"が何故NO.1になるのか
「NO.1に大ダメージ、喜ばれると思ったんだけどな。約束は破ってない。反故にしたのはそっちだけだ」
「いきなりNo.2ヒーローを信用しろって方が無茶だぜ。今回はお前の信用テストでもあった」
荼毘はなおも言葉を並べる
なぜ今回の襲撃で死者がゼロなのか
市内を混乱に陥れそこそこに建物の損害も激しかった。小さくはない事件で死者が出ないなんてはずがない
「俺たちに共感して協力願い出た男の行動とは思えねぇや」
「こっちも体裁があるんだって。ヒーローとしての信用を失うわけにはいかない」
信用が高い程仕入れられる情報の質もあがる
これは敵連合の利益のため
ホークスはそう主張する
「もうちょい長い目で見れんかね」
「質ねぇ」
人を小馬鹿にしたような笑みを絶やすことのない荼毘
ある意味ポーカーフェイスなそれが更に愉しげに歪んだ
「じゃあさ、その質の良さを見込んでひとつ聞いてもいいか」
「なんだ」
「白い竜の居所、知らねぇか？」
「！」
薄暗い中、荼毘の冷たい双眸が光りホークスを射抜く
「雄英の1年なんだけどよぉ、まだ学校にいるのかね？」
「…おたくまた学生誘拐やろうとしてんの？ゲームオタクか何か？ダークサイドに竜ってそんな必要？」
「おもしれぇな、それでもいいわ。なぁ知ってる？」
目は逸らせない
愉しげに嗤う闇を、ホークスは睨みつけた
To be next...
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みけいぬこ(プロフ) - さやかさん» ありがとうございます！楽しみにしてもらえてるのが励みになります！更新していきますねー(●´ω｀●) (2022年7月18日 8時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 毎回楽しく読ませていただいてます！これからも楽しみにしてます。 (2022年7月14日 15時) (レス) id: d179a9363a (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» 私はコメントが活力になってます( *¯ ꒳¯*) (2022年7月7日 17時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - みけいぬこさん» 更新が1日の楽しみになるくらいに、楽しませてもらっています！ (2022年7月5日 17時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！楽しんでもらえてますでしょうか｀・ω・ (2022年7月5日 16時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年6月24日 9時
