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「へっちょい！」
「風邪？大丈夫？」
翌日、談話室に集まってる1Aメンバーは相澤に来賓があると言われ今か今かと待ちわびていた
「いや……！息災。我が粘膜が仕事をしたまで」
「何それ」
「そくさい？」
「余計な言葉覚えンでいい」
聞きなれない言葉にAは首を傾げるも隣から一刀両断する爆豪の声に、もっていたココアの入ったカップをふーふーとする作業に戻る
「(素直かよ…くぅ。良い子だな、お前！！)」
それを隣で見ていた切島は横柄に背もたれに身を預ける爆豪と、間のスペースにちょこんと背筋を伸ばして座りココアをすするAの対極な姿に漢の涙を流す。爆豪は悪い奴ではないし良い奴だが、何故こんな奴に1番懐いてるのだ…！と思ってしまった瞬間であった
閑話休題。
くしゃみをした常闇は噂をされているのではという上鳴。それは文化祭の時の熱烈なヤオヨロズコールに起因しているのだが、恥ずかしそうに顔を赤らめる八百万を前に、常闇はそれはないと一刀両断する
「常闇くんはとっくにおるんやない？だってあのホークスのとこインターン行ってたし」
「！ホークス……？」
「あァ？」
聞き覚えのある声に反応する対称的な2人
片や良いイメージをもってる仔竜
片やAにちょっかいかけるショタくそ鳥という認識の爆豪
あわや噴火かと思われたものの、タイミングよく扉が開いたので意識をそちらに向ける
「あ！！来たぞ！皆お出迎えだ！！」
「だれか、くる？」
「……」
わらわらと立ち上がり扉に向かうのをAは首を傾げ爆豪に尋ねる。Aはうとうとしていたためちゃんと話を聞けていなかった、し爆豪からは何も話していない
「煌めく眼でロックオン！」
「猫の手手助けやってくる！」
どこか懐かしいような、初めて聞くようなセリフじみたものが聞こえてくる
ドクン…
「？」
人知れず、Aの鼓動が脈打った
その理由をAはまだ知らない
皆の背中で誰が来たかまではAの位置からは見えない
けど聞こえてくる声は全部で4つ
来賓、人が4人来たのだと、理解できた
「プッシーキャッツ！おひさしぶりね！」
「元気そうね！キティたち！」
わらわら再会を喜ぶ声と部屋に進んでくる様子でチラチラと姿が目に止まる。そのうちの一際大きい人がA達の元、爆豪の隣に立ち並ぶ
「あの時ゃ守りきってやれずすまなんだ」
「ほじくり返すんじゃねぇ」
「……」
．
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みけいぬこ(プロフ) - さやかさん» ありがとうございます！楽しみにしてもらえてるのが励みになります！更新していきますねー(●´ω｀●) (2022年7月18日 8時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 毎回楽しく読ませていただいてます！これからも楽しみにしてます。 (2022年7月14日 15時) (レス) id: d179a9363a (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» 私はコメントが活力になってます( *¯ ꒳¯*) (2022年7月7日 17時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - みけいぬこさん» 更新が1日の楽しみになるくらいに、楽しませてもらっています！ (2022年7月5日 17時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！楽しんでもらえてますでしょうか｀・ω・ (2022年7月5日 16時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年6月24日 9時
