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「めっちゃ凄かったな！！」
「楽しかったー！」
わいわいがやがや
演目を終え後片付けをしているA組の耳にそんな声たちが聴こえてくる。控えめに言って大成功。その手応えがありありと感じられるのだからこの達成感は中々に気持ちがいい
緑谷に笑顔で興奮を伝えるエリの姿
帰路に着く名も知らぬ学生たちがA組の生徒に声をかける姿
そして
「あ、いた！七不思議の子！」
「めっちゃ学生たちよかったぞー！」
爆豪の横で片付けを手伝うAにかけられた言葉にA含め何人かが振り返る
「ごめんなー！この前追いかけたりしてーっ」
「君の笑顔癒された！幸せな気持ちになれたよ！」
「ありがとー！」
「…？」
かけられる言葉たちの大半がAには理解できなかったが敵意を感じないそれらに、Aはぺこりと一礼をしてみせた。それにおおおっとなぜか歓声と拍手が起こる
「おいおいおい…鎮静化させるつもりが盛り上がってねぇか？」
「うむ、どういうことだ？」
切島と飯田が困惑気味に辺りを見回すと何処で情報を手に入れてきたのか瀬呂が徐に口を開いた
「…さっき聞こえた話なんだが、白い竜が実在したってこととステージでの神秘的な様子がなんか神格化されちまったみてーよ？」
「神格化て！？ヒーロー科生徒って分かってもらえなかったん？？！」
「ケロ…そんなはずないと思うのだけど」
麗日と蛙水も驚いた様子で作業の手を止めてAを見つめる。Aを見る学生たちは芸能人に会うファンのように、Aに声をかけ手を振りリアクションが返る度に興奮した声を漏らす
…神格化というか
「あれ、ファン化してねぇか？」
「ステージのAさんは確かに可愛かったですから致し方ないかと」
「ちくしょーっ！」
上鳴の言葉に少し頬を赤らめて話す八百万。満面の笑みで飛び回り音に合わせるAは八百万目線可愛いを通り越していた。ファンができるのも頷けるというもの
「…ま、害意がないならいいんじゃないかな」
色んな人に温かい目で見られ構われてるAの姿はどこか新鮮である
それに対して怖がっていないAというのも見ていて嬉しいと思う。耳郎はそう話す
「うるっせぇな！クソモブ共！！気安くAに近づいたら殺すぞ！」
「「「「！！？」」」」
生暖かい目で見つめていた一同だが、突如響いた声に目が点になる
見ると、Aを抱き寄せ喧嘩を売る爆豪の姿が…
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みけいぬこ(プロフ) - さやかさん» ありがとうございます！楽しみにしてもらえてるのが励みになります！更新していきますねー(●´ω｀●) (2022年7月18日 8時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 毎回楽しく読ませていただいてます！これからも楽しみにしてます。 (2022年7月14日 15時) (レス) id: d179a9363a (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» 私はコメントが活力になってます( *¯ ꒳¯*) (2022年7月7日 17時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - みけいぬこさん» 更新が1日の楽しみになるくらいに、楽しませてもらっています！ (2022年7月5日 17時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！楽しんでもらえてますでしょうか｀・ω・ (2022年7月5日 16時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年6月24日 9時
