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明るい未来とはなんだろう
光とはなんだろう
人の数だけ未来はあり
ひとつとして同じものはない
誰かにとっての悲惨な未来も
誰かにとっては唯一の希望になることもあるのかもしれない
そのちぐはぐで矛盾だらけの世界の中で
明るい未来を守り
光であり続けることは容易ではない
だからこそ人は、夢を追い
誰が為の願いを叶えようと必死に生きる
幸せを望む
「ぁ…」
「なんだぁ、このチビ…」
ふらりふらりと気になるままに1人歩いていたAは
思いがけずピンチに陥る
文化祭で学年学科関係なく入り乱れる中、目的も定かでなく歩いていたAは人にぶつかってしまった。その衝撃ではっと今自分が何をしていたのかと正気に戻る感覚がしたAはすぐに影が覆いかぶさってきたことに振り返って後悔した
「こんな奴いたか…1年か」
「おい、こいつヒーロー科じゃねえか！」
「しかも…」
「ぁ…」
ガタイのいい制服を着崩した男子生徒3人に囲まれ、Aは湧いてきた恐怖に一歩後ずさる。肩に"地獄焼き"と書かれた看板を持ち学ランに鉢巻きと言う風貌の彼らはAビジョンとてもとても怖かった
(※彼ら的には普通に見下ろしてるだけ)
「1Aじゃねーの、これからバンド演奏だろ」
Aの煌びやかな衣装をみてそう結論に至る。ヒーロー科ということにあまりいい気はしないので思わず眉間に皺が寄る。だがしかし、今日は文化祭本人達的には別にこれから茂みに追いやってしめてやろうとかいちゃもんつけよう…とかは思ってない
「こんなとこにいていいのか？あァ？」
演目の時間も把握済
早く持ち場に戻れよという意味合いを込めて声をかけている(つもり)
だが、しかしAにはそうは受け取れず知らない人に囲まれ怖い顔で凄まれてる…と感じてしまいカタカタと身体が思わず震える
「(こわい…っ)…！」
「ぁ？」
にょろり、と角が出てきてしまい咄嗟に手で押さえる。恐怖で混乱しはじめたせいで個性が変に発動してしまう。見られてはいけないと思わず蹲ると、囲んできていた男たちが一歩近づくのがわかる
「どうした、腹痛いのか？」
「誰か、先生よぶか？」
周りの声も上手く聞き取れず必死にAは落ち着けと念じる。無闇矢鱈に個性は使わない、そう相澤と約束をした
「(ダメ…もどって……っ！)」
＿＿仲良くするには双方理解が必要だ
「！」
ふと、飯田の言葉がAの脳裏をよぎった
．
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みけいぬこ(プロフ) - さやかさん» ありがとうございます！楽しみにしてもらえてるのが励みになります！更新していきますねー(●´ω｀●) (2022年7月18日 8時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 毎回楽しく読ませていただいてます！これからも楽しみにしてます。 (2022年7月14日 15時) (レス) id: d179a9363a (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» 私はコメントが活力になってます( *¯ ꒳¯*) (2022年7月7日 17時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - みけいぬこさん» 更新が1日の楽しみになるくらいに、楽しませてもらっています！ (2022年7月5日 17時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！楽しんでもらえてますでしょうか｀・ω・ (2022年7月5日 16時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年6月24日 9時
