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ばくごーと色んなところをみてまわった
キラキラした人たちがステージでもりあがり
色んなたべものの匂いのあるばしょでたべたりのんだり
くらいへやでケガした人やよくわからないものがでてきたり
よく分からないこともおおかったけどみんなえがおで楽しいがたくさん
「あ、白い竜の子！お願いっ！握手してくださいっ」
「俺も、ご利益少し分けてほしい！！」
「爆豪っ落ち着け！悪気ねぇから！絶対！！」
しらない人にもたくさん話しかけられた
でも、こわい感じはぜんぜんなくて
手をつないだらよろこんでもえた
今までと少しちがうくうきかんにむずむずした
「今日だけだからなっ！金輪際全部断れっ、A。分かったな」
「？…あい」
少し怒ってるようにも思えたけど、一日中ばくごーとたのしいをすごせてしあわせだった
「……」
「どうした、A。眠いんか？」
「パパにおぶってもらえよ」
「…アホ面。誰のこと言っとンだ」
「違うだろ、パパじゃねぇよ。ママだ」
「ちげーわ！しょうゆ顔殺すぞ！！！」
日も暮れてきて終わりが近づくと、Aはどこか心がさみしいようなかなしいようなぽっかり穴が空いたような気持ちになる
その意味が分からず上手く言葉を紡げない
「…なんでも、ないよ」
とてもたのしい一日だった
だけど、何かもの足りない
何か忘れてる、そんな気がしてならなかった
誰かの声が聞こえる気がする
自分を呼ぶ優しい声
ずっとずっと、そばに居てくれたような
「A」
名を呼ばれ顔を上げると夕日に照らされキラキラ輝くプラチナブロンド
それがより一層綺麗に見える
切れ長の自分と違う赤い瞳
吸い込まれるように足が動く
「ばくご、」
「帰るぞ」
伸ばされる手をそっと掴む
それだけで心の空洞が少し埋まる
あったかい気持ちが流れてくる
「マーマと手ーをつなぎーましょー！」
「殺す」
「学習能力ねェのかよ！爆豪やめろって！」
「ははははは！」
夕日とはまた違う赤が弾け上鳴が黒焦げになる
それをみて慌てる切島と笑い転げる瀬呂
それでも離さないでくれる手のぬくもりに
Aはふふふっと小さく笑った
やっぱりあったかくて強いと思うのだった
楽しかった、一日が終わる
．
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みけいぬこ(プロフ) - さやかさん» ありがとうございます！楽しみにしてもらえてるのが励みになります！更新していきますねー(●´ω｀●) (2022年7月18日 8時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 毎回楽しく読ませていただいてます！これからも楽しみにしてます。 (2022年7月14日 15時) (レス) id: d179a9363a (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» 私はコメントが活力になってます( *¯ ꒳¯*) (2022年7月7日 17時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - みけいぬこさん» 更新が1日の楽しみになるくらいに、楽しませてもらっています！ (2022年7月5日 17時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！楽しんでもらえてますでしょうか｀・ω・ (2022年7月5日 16時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年6月24日 9時
