無意識鬼畜系ヤンデレ製造機夢主が乙女ゲームに転生したら詰んだ話

日常8 ページ15

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宿儺くんのお兄ちゃんこと虎杖悠仁くんに盛大な誤解をまねいてしまい






私は必死に誤解を解いてナンパされてる所を宿儺くんが助けてくれたのだと説明したけどじゃあ何故あんな姿になってたのと言われれば私も説明をしながら何故？と疑問を抱きつつ何とか誤解は解けた







「おい、宿儺A先輩をナンパから助け出したのはいいけど女の人の身体をべたべた触んな！付き合ってもねぇくせにそれはダメだろ！」







さすがはお兄ちゃん、しっかりしてる…でも最初宿儺くんの方がお兄ちゃんだと思ってしまってごめんね悠仁くんと心の中で謝罪した






「嫉妬か？男の嫉妬程醜いものはないな」





ふんっと鼻で笑うように煽り散らかす弟くん






「お前なあ！！」






この調子だと喧嘩になりそうだな






『こらこら、宿儺くん…悠仁くんも落ち着いてね』





と言うと悠仁くんは、う…と言いながら大人しくなり宿儺くんもふんっと鼻を鳴らし大人しくなる





あの悟くんと傑くんの喧嘩に比べちゃんと私が止めたらとまってくれるからいい子だなと感心してしまう







『あっ、そうだずっと気になってたんだけどその大荷物どうしたの？悠仁くん』






エコバックを両手に持ちとても重そうである






「あっ、これ今日スーパー安くやってて一週間分の材料買いだめしてた」






チラッとエコバックから見える大量の食材達、えらいなちゃんと買い出しして自炊してるんだ







『へぇ、えらいね』



「そう？でもA先輩に褒められると嬉しい」






にかっと白い歯を出し笑う悠仁くんにあまりにも素直で母性にドキュンと刺激されつい頭を撫でそうになったが我慢した







「あっ、そうだ今から鍋にすんだけどA先輩も食べにこない？」




『え？』




「悠仁にしては良い事言うではないか」





突然のお昼の誘いに戸惑いつつ用事とかあるなら無理にとは言わないと悠仁くんが慌てるように言うものだから何かあわあわしてる悠仁くん可愛いなと思ってしまう






でもどうしたものかと迷ってると選択肢が現れ





▽行く

▽行くしかない

▽行こう







うん、ついに選択肢が壊れた、ちょっと待って？？結局全部行くしかないしもはや最後の選択肢勧めてんじゃん




本当仕事放棄もいい加減にしろよと溜め息を漏らしつつ行くという選択をした






これ選択する意味ないよね








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