【血界戦線】好奇心に従順に(２)【東京喰種】

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｢それでぇえ？｣
｢この子が＜異界喰らい＞なのぉお〜？｣


ピンクの髪が愛らしい少女は、俺をまじまじと見る


｢ところで、なんだ？その＜異界喰らい＞ってのは｣


あらぁあ？ちがうのぉお？
と、人差し指を頬に当て首を傾げる少女
この少女の顔にも、フェムトとデザインは違えど、目元を大きく隠す鉄の仮面が着けられていた


｢アリギュラ、彼が＜異界喰らい＞だよ｣
｢まぁもっとも？まだ彼の名も何も聞いてないがね？｣

｢ふぅう〜ん｣


フェムトが俺を＜異界喰らい＞だと紹介すると、アリギュラは顔を近付けて更に俺の事を見る

こいつら、こんな仮面しててちゃんと見えてんのか？

と思ってると、パチッとアリギュラの鉄仮面の真ん中に瞳が開いた


｢うおっ？！｣
｢そこ開くのかよっ！！｣


びびったぁー！！
てことは、まさかフェムトも...
うぅ〜うっ！こわっ！


｢それで？｣
｢＜異界喰らい＞君、さっきは面白い眼をしてたね｣

｢それより先に、出すもんがあんじゃねー？｣
｢俺はアフタヌーンティーに誘われたんだよなぁあ？｣

｢そうだったな、では｣
｢ティータイムとしよーう！！｣

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