31*翔の旅立ち2 ページ31
翔「ごめん、皆。
俺、この子と二人きりで話したい事があるから…」
そう言うとAの手を引き、ロビーの少し離れた場所へと歩いていく。
女子達がざわつき始めた。
翔「Aちゃん、俺…あれからずっと考えてた。告ったけどフラれた訳だからスッパっと諦めてサッカー頑張るかって。
でもそれじゃ納得いかないんだよね。
俺は何の努力もしてないし、俺にとってはここからがスタートなんだって。
だから…Aちゃんの気持ちは知ってるけど
俺にとってはこれからが勝負だと思ってるから、
もう一度君を振り向かせてみせる…」
A「櫻井先輩…」
先輩の想いは凄く伝わってくる…
でも自分の気持ちはきっと変わらない…
櫻井「ごめんな。困らせてばかりで…。
とりあえず、俺はドイツでサッカー頑張って来るから…また逢える時まで…元気でな」
右手を差し出し、
優しい瞳で見つめていた…
握手を交わすと
翔はAの手を引き寄せギュッと抱きしめた。
A「…先輩⁉」
離れて見ていた女子達が
キャーっ！と悲鳴をあげる
すると…
「ギャーギャー、うるせぇんだよ！！
お前らが好きな奴なんだろ⁉
好きな奴の恋路を邪魔すんじゃねぇよ！！」
ロビーに男の人の声が響いた。
急に怒鳴られ、皆がシーンとする…
と同時にその声にハッとする。
翔「…松本？」
A「…(ま、松本さん！)」
声の方を見ると松本さんが親指を立てニコっと微笑んだ…
(違う…！私が好きなのは…)
翔「・・・」
翔「Aちゃん？俺は君を振り向かせたいから
俺の口からは、潤に君の気持ちは伝えないよ…」
A「櫻井先輩…」
伝えたところで報われる恋だと思っていない…
でも…
翔「じゃあ！俺の気持ちはAちゃんに伝えたから！向こうで我武者羅に頑張って来るから…！
元気で…な」
そう言ってAの頭を撫でると、
皆のところに走って戻った。
翔「悪いねぇ！皆！俺にとって特別な人だからさ♪」
周りからやんや言われながらも得意の笑顔と受け流しでその場もまた和んでいた。
翔「よっ！潤。久しぶり…」
潤「ご無沙汰っす！
…仲良いところ見せびらかしちゃって…笑
まさか翔さんが特定の彼女作るとはね！」
翔「意外だった？笑」
潤「うん。正直驚いた笑
でもあの子、いい子じゃん。納得するよ」
翔「…いい子？
なんでいい子ってわかるんだ？」
潤「え？」
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心愛(プロフ) - 絢音さん» お久しぶりです☆この続きはいつかは書きたいと思っていました(*^_^*)楽しんで貰えるよう頑張りますね♪♪ (2016年5月24日 1時) (
レス) id: 2b68b12f5a (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - また続きが読めるなんて感激です(^-^)更新楽しみにしてますね(^-^) (2016年5月23日 20時) (レス) id: a37dffbfc0 (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - あいなさん» 喜んで頂けて私も嬉しいです！楽しんでもらえるよう頑張りますね！(*^_^*) (2016年5月6日 7時) (レス) id: 2b68b12f5a (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - つづきが読めるなんて...！！！ すごい嬉しいです！ これからもたのしみにしてます☆ (2016年5月6日 1時) (レス) id: 8485e1157d (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - あいなさん» あいなさん☆ご無沙汰です！そうなんです。このお話は『愛してる…』の続きなんです(*^_^*)シングルパパの潤くんじゃ可哀想なのでストーリーを考えました☆キックオフ同様宜しくお願いします♪ (2016年5月5日 1時) (レス) id: 2b68b12f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：coco | 作者ホームページ：https://ameblo.jp/syousetu1118/entry-12538574736.html?frm_id=v.jpameblo&devi...
作成日時：2015年11月24日 11時
